lostbiography    忘れないこと

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大切な命のために忘れてはいけないこと

地球上には 多くの生き物が生活しています。
生き物たちはそれぞれの環境に対応し進化してきました。
その歴史の中では 進化の裏側で消えていった生き物もたくさんいます。
それぞれ 環境に対応できなかったり 食物が変化したりして、そこに対応できる形に体の構造が変わったり
食性が変わったりしたことで消滅していきました。
生物が消滅することを「絶滅」といいます。

絶滅には 主に3つのパターンがあります。
1)自然淘汰による絶滅(生存競争)
2)環境変化に対応するための絶滅(環境淘汰)
3)人為的影響による絶滅(人為淘汰)
1)2)は 概ね生物界におけるやむを得ない絶滅といえるかもしれません。
ただ、今増えつつある問題が3)です。

人間は地球上に登場したときから、他の生物の脅威となりました。
現在の人間(ホモサピエンス)以前のネアンデルタール人、クロマニョン人による絶滅もいくつか報告されて
います。
他の動物と違い、道具を使い環境さえ変化させる力をもつ人間は 多くの動物たちにとって脅威でしかないのかも
しれません。

17世紀以降における絶滅動物のうち約75%は人為的悦滅とされており、人が直接の加害者でなくても人が
持ち込んだ生物や人による環境破壊なども多く影響しています。

鳥類は地球上で確認されてからこれまでに約14万5000種が絶滅したと発表している学者もいるようです。
もちろん人が関係しない絶滅も多くありましたが 1600年~1850年までの250年間における鳥類の絶滅は
人為的なものがほとんどであり、約60種が絶滅(4年に1種)1851年~1900年までの100年間には約40種が
絶滅(2・5年に1種)といわれています。
現存する鳥類は約9700種ですが、その約8分の1にあたる1200種が絶滅の危機にあるといわれています。

その多くの原因は人の介入による生息地の環境破壊、人の持ち込んだ外来種による影響も多く語られていますが、
DDTやダイオキシン、塩化ビニル製品などによる鳥の健康被害も深刻です。

また最近はペットとしての野生種の密猟も大きな問題になっています。

絶滅した動物たちは2度と戻っては来ません。
この被害が繰り返されないために 失われた動物たちの話を綴っていきたいと思います。

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コメント

  • コメント ( 4 )

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  1. 鳥類に限らず人間によって絶滅に追い込つまれた生物はたくさんいるのでしょうね。ニュージーランドの博物館でモアの人形?を見たときに絶滅に追いやった人間の罪深さと取り返しのつかなさにに悲しくなりました。これからのブログを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします(*^^*)

  2. ありがとうございます。勝手意見のブログですがよろしくお願いいたします

  3. 野生の鳥、絶滅に関する話、歴史・・・これからのブログが楽しみです。

    こちらは皆さんの意見・ストーリーの発信の場ですから是非ご活用ください。

    ぴよろぴ~なさんの投稿を楽しみにしております。

  4. ありがとうございます!関心持っていただき感謝です。

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