いつもありがとうございます。鳥爺です。
今から10年前の2月9日は、埼玉県新座市の「とり村」落成式でした。
あれから10年。早いもんですね。
落成式には工事関係の方をご招待しました。
実は工事関係者には「とり村」建設中、工事内容をチェックし変更などの作業指示を何度も出しました。
「素人のくせに」、と思われるかもしれません。
もちろん普通の住宅を作るのであれば、何ら問題などありません。
「とり村」に限って「どうして、そんな指摘を受けなければならないの?」と思わ
れた工事関係者は多いと思います。
その中で特に齧られそうなところは、何度も指摘させていただきました。あまりに指摘が多いので、私のことを嫌がられたと思います。
それでも、文句も言わずに指摘されたことを修正していただきました。
指摘が多かったかもしれませんが、完成した暁には、「とり村」を作った仲間として、落成式のプレゼンでは感謝の気持ちを込めたいと思いました。
プレゼンは2部構成でスライドショー的に作りました。
前半がCAP!やTSUBASAの活動の紹介で、後半は「解体から新築」を「大改造!! 劇的ビフォーアフター」的にスライドショーを作りました。
音楽もテレビで流れている曲を流しました。
そして本番。
工事関係者が身を乗り出してご覧になる様子や、予想以上の笑いなど、とても盛り上がりました。工事関係者の皆さんが「とり村」を作り上げるために、心をひとつにして頑張られたことを、強く感じることができました。
そして、スライドショーが終わると、大きな拍手とともに工事関係者の皆さんから
「ありがとう!!」
という言葉をたくさんいただきました。
私たちのほうが言い尽くせないほど「ありがとう」を言わなくてはならないのに、逆にたくさん「ありがとう」をいただきました。
私たちにとって一生心に残る出来事になるでしょう。
落成式を中締め後、施設を案内しました。工事関係者のほとんどは男性です。
TSUBASAのイベントでは約9割が女性ですので、「ほとんど男性」というのは経験がありません。
でも、とり村を作った工事関係者の皆さんは自分の城のように、そして子供たちのように楽しくはしゃいでいました。
そんな「ほとんど男性」を鳥たちは、自分から率先して手に乗ったり、頭を掻かせたりしていました。
まるで自分たちの住まいを作ってくれた工事関係者に、心からお礼をするかのように、私には見えました。
工事関係者の温かい心意気とその想いに応えてくれた鳥たちの姿に感動を覚えました。
PS
工事中、あれだけ鳥たちの破壊力に気を遣っていましたが、10年も経つと予想以上に破壊されています(苦笑)。
今日も素敵な一日になりますように(^o^)/
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