鳥から学ぶ健康習慣

コース2 鳥が幸せに暮らすために

1時間目 - 鳥から学ぶ健康習慣

健康的な習慣を身につけたいと思っている鳥飼いさん、すぐ近くに最高のコーチがいることにお気づきですか?鳥の習慣を見習えば、健康的な習慣が身につくかもしれません。

1.         Eat the rainbow

虹を食べよう

Eat the rainbow(虹を食べよう)とは、いろいろな種類と色の野菜や果物を食べて、身体に必要なビタミンとミネラルを摂取しようという言葉です。同じことが飼い鳥にも当てはまります。シードオンリーの食事では栄養が不足します。野菜や果物を取り入れた健康的な食事を提供しましょう。同様に、飼い主も好き嫌いせず、健康的な食事をとりましょう。野生の鳥はフォージング、餌探しが得意で、季節ごとに旬のものを食べて食事にバラエティーを与えています。我々人間も旬の野菜や果物を種類豊富に取り入れましょう。

2.         ゆっくり食事を楽しもう

鳥が食事しているのを観察すると、大好きなものを食べるときは、時間をかけて堪能しているのが分かります。犬はご褒美のおやつをもらうと勢いよく一気に食べますが、鳥はブルーベリー1粒でも5分かけてゆっくり楽しみます。我々も鳥を見習って、ゆっくり食事を楽しみましょう。ある調査によると、塊がなくなるまでしっかりよく噛んで食べると、消化に必要な消費カロリーを10%増加できるそうです。たとえば、300カロリーのものをよく噛んで食べると、それを消化するために使うカロリーがプラス10%増加します。またよく噛むことで食べるスピードも落ちるため、健康的な食べ方に繋がります。ゆっくり食べることで食事に気を配れるようになり、満足感も得られます。

3.         朝食を食べよう

一日の始まりは朝食から

鳥の一日は朝食から始まります。野生の鳥の群れは、日の出とともに餌探しを開始します。みなさんの鳥も朝になると食事を出してもらうのを我慢強く待っています(我慢強くない場合もあるかもしれませんが)。鳥たちにしたら、飼い主が朝ごはんを抜いているなんで想像もできないことです。鳥は医者に指導されなくても朝ごはんを食べるわけですが、WebMDというアメリカの有名な医療系情報サイトでは朝食が体にいい理由をいくつか挙げています。朝食をとることで新陳代謝が促進され、その日のカロリー消費率が上がり、勉強や仕事に対する集中力が高まります。記憶力や集中力の改善に加え、悪玉コレステロール値や糖尿病、心臓病、肥満などの疾患予防になることも多くの研究で報告されています。一日の食事の中で最も大切な朝食をしっかりとりましょう。

2018/1/10 Laura Doering寄稿記事
翻訳:小林由香

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Rainbow Photo by Max Di Capua on Unsplash
Breakfast Photo by Brooke Lark on Unsplash
BGM Photo by Hans Eiskonen on Unsplash

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