(9)羽根太の方針

いつもありがとうございます。鳥爺です。

新型コロナで鳥業界も激変しました。

まず海外渡航ができなくなったので、海外から生体(鳥)を輸入することが減ったはずです。

なんで「はずです」かというと、人は動かなくても貨物扱いで生体を移動することができるかもしれないと思ったからです。

鳥の食品であるペレットのような「物」の輸送はできています。

鳥は新型コロナウイルスを媒介するという話は聞いていませんので、輸送は可能だと思います。

いずれにしても海外からの輸入が減ったということは、新型コロナの影響は鳥たちにとっては、皮肉にもよかったのかもしれません。

ただ国内のペット業界は活気を帯びています。

なぜならステイホームが増え、人同士の交流が制限されることで、癒しを求めてペットに目が向かられてきたからです。

たまにペットショップに行くと、犬、猫の価格がコロナ前の2倍以上になっていました。

鳥も同じです。種類や品種によって差がありますが、概ね販売価格は高騰しています。

鳥に関心を持ってもらえることは嬉しいですが、コロナが収束したときにどうなっているかが心配です。

引き取り相談が増えることがないことを願うばかりです。

アフターコロナで流通が正常に戻ったら、海外の繁殖業界から一気に売り込みをかけてくるでしょう。

国内の鳥業界からすれば、新型コロナの影響で潤った感がありますが、さらに上乗せできるチャンスでもあります。

鳥業界は生体、用品、食品などを合わせるとても大きな業界です。

当然リーダーたちは「人、物、金」という資源を投じて、この鳥業界を盛り上げなくてはなりません。

場合によっては政治の力なども活用するでしょう。

こんな大きな組織に私がどうのこうの言っても、何の効果がないことはわかっています。

しかし鳥業界からの視点と、私たち愛鳥家からの視点が大きく違うことは明らかです。

鳥業界はこの業界の維持発展のために「利益」を優先しますが、私たち愛鳥家は鳥たちの「尊い命」を優先します。

少しずつですが用品や食品については、安全、健康指向に変わってきました。

これは皆さんの高い意識が、この鳥業界を動かした結果だと思います。

この流れから、「尊い命」に一番身近に関わる生体関係の人たち(例えば繁殖家やペットショップ)の意識が、高まってくることを期待しています。

もちろん以前に比べれば、ペットショップもよくなってきました。

掃除や餌水換えが数日に1回程度の昔ながらの小鳥屋さんも少なくなってきました。

こういうお店は高齢の方が経営をされています。

たぶん後継者もいないので、自然と消滅していくのでしょう。

ただ法律等の問題で、そこにいる鳥たちに手を差し伸べてあげられないことが無念です。私たちは万が一のときには、すぐにでもレスキューに入る気持ちです。

実は過去にもそういう例があったのですが、私たちがレスキューに入る直前に、どこかの鳥関係の人たちが、残された鳥を全部引き取っていきました。

こういうところでも、大きな力の差を感じてしまいます。

そして次は私が一番問題視している繁殖についてです。

少し長くなりそうなので、次回お伝えしたいと思います。

(つづく)

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