いつもありがとうございます。鳥爺です。
「鳥爺のDJ奮闘記」更新しました。 「(41)見せる(魅せる)DJ!?」です。
あと2ヶ月以内にディスコがある物件を明け渡さなくてはなりません。
その前に1周年記念イベントも開催します。
実は、このイベントにはロムテック初めての社員旅行のコースにもなっていました。
ちょうどこの頃、「たけしの元気が出るTV」で「ダンス甲子園」が盛り上がっていました。
懐かしいですね。余談ですがれいわ新撰組創設者の山本太郎さんは、この番組がきっかけで有名になったと思います。
私たちはこの人気番組にあやかり、ダンス大会を1週間連続で開催しました。
月曜日から木曜日までが予選です。
金曜日は名古屋から地元では有名なDJをゲストで呼びました。
DJを始めたばかりの私にとってはとても楽しみです。
そして土曜日はダンス大会の決勝戦です。
ゲストとして名古屋でプロで活動しているダンサー4名を呼び、審査員およびダンスパフォーマンスを披露してもらいます。
この決勝戦の日に、ロムテックの従業員も招待したのです。
もしかしたら最初で最後の大イベントです。
1周年記念という大イベントをやった後は、すぐ閉店なんてシャレにもなりませんが、やる以上最善を尽くすしかありませんでした。
そして月曜日から予選が始まりました。
このイベントはお客様の入場料は無料です。
飲み物が欲しい人はその場でお金を払う、という仕組みにしました。
そのため月曜日から木曜日までは思った以上にお客様が来られました。
無料なので売上はそうでもないかな、と思いましたが、意外に多くてびっくりです。
しかも日を重ねていくほどお客様が増えてきます。
この考えはキミコとカオルたち女性客からの提案でした。
私には全くそんな発想はありませんでしたので、最初は半信半疑でしたが、蓋を開けてみてびっくりです。
私はこのことをきっかけに何かイベントを開催するときは、女性の意見を最優先に考えるようになりました。
それが今の自分に活かされていることは間違いありません。
さて1周年記念イベントの1日目の金曜日は、名古屋でプロとして活躍しているDJがゲストです。
プロのDJは身なりも雰囲気もカッコいい。決まっています。
しかし、始まってみるとダンスホールにいたお客様の足が止まってしまいました。
ダンスをするというより、DJのパフォーマンスを見学する、といった感じです。
私は初めて知りましたが、DJというと「お喋りが得意な人」というイメージがありました。
しかし、このディスコに来てからは、音楽の順番を組み立てて「踊らせる人」というイメージに変わってきました。
ところがゲストのプロDJを見ていると、回転しているレコードを反対側に迅速に動かし、私から見ればレコートを乱暴に扱っています。
後で知りましたが、このことをDJの用語では「スクラッチ」と言うそうです。
スクラッチのスピードや、レコード針の置いた場所によっては、面白い音が出たりします。
今は多くのDJがこの技ができて当たり前のようですが、私にとってはとても不思議な感覚でした。
このようなDJは「トークが上手」ではなく、「踊らせる」わけでもない。
いわゆる「見せる(魅せる)DJ」だったのです。
プロのDJのテクニックは存分に見せていただきました。
でも、初心者のくせに生意気かもしれませんが、私が目指しているDJとは違う世界のような気がしました。
そして土曜日。
名古屋からプロのダンサーがやってきました。
東京からロムテックの従業員がやってきした。
いよいよ決勝戦です。
(つづく)
(画像出典先:https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1411/22/news001.html )
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