病鳥への投薬と給餌 - うちのケース④

病鳥への投薬と給餌 - うちのケース④

①〜③の続きです。

ということで、毎日朝晩と2週間投薬しないといけないので、皆さんの協力を支えに、日々手を替え品を替えながら投薬を続けました。最後の方は、今日は何をしようかとちょっと楽しめるようにさえなりました笑

今回は時を戻しまして、嘔吐した日から数日間の別途悪戦苦闘しました給餌についてのお話です。

たかつき鳥の病院 上田先生のお話

愛鳥会の自宅での看護・介護セミナーの中で、普段からハンドフィーディングの練習をしましょうというお話がありました。

病鳥さんや老鳥さんでご飯が食べられないとき、強制給餌は素人ではリスクがあるので、ハンドフィーディング(さし餌)で食べさせてあげることができれば自宅での介護もしやすくなる。

ただ普段やっていないことを、病気や歳を取ってからいきなりやられても、ただでさえしんどいのに新しいことを受け入れてくれないかもしれないし、ストレスにもなるので、元気な時から少し慣らせておくとよいとのお話でした(もちろんおやつ程度の少量で)。

なるほど、うちの子達も練習しないとなと思っていた矢先にまさにその状況がやってきたわけです。

嘔吐当日

病院からフォーミュラをもらいましたが、先生からはシードが食べられるようなら上から振りかけてあげるだけでもいいよと言われていました。

モスちゃんは普段ペレット主食ですが、その日はペレットは口にせず、シードだけを少し食べていました。なのでその日は上から振りかけてみました。

すると餌箱を少し覗いたあと、プイッと向こうに行ってしまったのでした。そういえばモスちゃんは白米は白米で食べたい、炊き込みご飯やふりかけいらん派だったことを思い出しました。。。これまでもサプリ的なものをシードに振りかけると、それだけでもう食べるのを止めてしまう子だったのです。繊細すぎるじゃないか^^;

そこからよく混ぜて分からないようにしたりしてみましたが、一切、口にしませんでした。。。

嘔吐してからほぼ食べていないので、体重も前日から2g減ってしまい、もらったポンプでハンドフィーディングをしてみることにしました。

ハンドフィーディング

フォーミュラを人肌のお湯で溶かし、まずはポタージュくらいの柔らかさにしてポンプに入れました。

イメージ的にはこれを口元に持っていったら自らパクパク舐めてくれる感じでした。が、その思いは簡単に打ち砕かれ、ポンプを口元に持っていった時点で逃げまくりました。

それはそうかもしれません。お迎えした頃にさし餌をして以来5年間、食べさせられるという行為を全くしてこなかった訳ですし、温かいご飯もさし餌卒業後は食べたことがありません。

投薬と同じく、保定ができませんのでポンプで食べさせることは結局できませんでした。さし餌用のスプーンでも試しましたが、全くダメでした。。。 

幸いにもモスちゃんはリンゴやとうもろこしを食べてくれて、翌々日くらいからはお薬も効いてきたのかシードは食べてくれるようになったのでフォーミュラを無理矢理食べさせる必要なく終わりました。

でもこれはまさに元気な時から少しづつ慣らさないといけないなと実感しました。

モスちゃんは体調が万全になってから練習するということで、まずはうちの健康体2羽、セキセイのアシアツとウロコのグリちゃんを練習することにしました。

アシアツの場合

この子は食欲旺盛かつなんでも来いなハートの強い子なので、以前写真でもアップしましたが多少苦いお薬でも自ら飲みにくる変わったセキセイです笑

試しにさし餌用のスプーンを使ってフォーミュラを少しあげてみました。

写真はその時のものです。動画が貼れないのが残念ですが、まるでいつもやっているかの如く、そしてヒナの如く食べました笑 久々にこのガッガッガッの感触を得て、萌える飼い主。

アシアツ、合格。

これができたら、苦いお薬もフォーミュラと一緒にあげられそうです。

グリちゃんの場合

この子は超ド級の怖がりなので、どうしようかと思いましたが、果物が大好きなので果汁をポンプに入れてまずはポンプは美味しいものを出してくれるものなんだよということを覚えてもらうようにしました。

ちょうどアメリカンチェリーがあったので、その果汁を入れてみると、、、写真のようにペロペロと舐めてくれました。

最初は怖そうにしてましたが、甘い味がするとわかると自らよってくるようになりました。それから週に1、2回は果汁を入れて舐めてもらうようにしてます。いつかフォーミュラを入れてあげてみようと思います。

こちらも合格。

要はですね、コザクラのモスちゃんが一番手強いということがわかりました。

体調が万全になったらちょっとづつハンドフィーディングの練習を始めたいと思います。

ハンドフィーディングに関しても、インスタのお友達から色々とヒントをもらいましたので、次回ご紹介させていただきます。

次回へつづく

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コメント

  • コメント ( 2 )

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  1. なるほどー。投薬の為にシリンジに慣れてもらう練習はしても、ハンドフーディングもやっておいた方が良いですね!我が家も白ブンチョウのこたつちゃんが8才を超えて、少しずつ老後を意識するようになっています。さっそく試してみたいです!
    yucakyさんのおうちの鳥さん達のお名前、モスちゃん、アシアツちゃん、グリちゃん、みんなカワイイお名前ですね♪♪

  2. アシアツはうちに来た時に指に乗せたら、めっちゃくちゃ足が熱くて、足、あつっ!って旦那さんと言いまくっていたので、そのまま、アシアツになりました(≧艸≦*)

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