いつもありがとうございます。鳥爺です。
前回までの「排泄物からわかる健康状態」はいかがでしたでしょうか?
毎日観察して、場合によっては撮影したりしていますか?
繰り返しますが、毎回排泄物をチェックすることで、「目」が肥えてきます。
異常な排泄物にいち早く気づき、愛鳥さんの健康を守ってあげてくださいね。
さて今回は、鳥さんの外見からみた身体の異変についてお伝えします。
まず愛鳥さんが食欲もあり、元気もあり、問題な排泄物をしているときの状態を常にイメージしましょう。
たぶんこの状態が「健康に見える」ときです。
でも、「健康に見える」だけで、もしかしたらいろいろな問題を抱えているかわかりません。
元気も食欲もあって、排泄物も問題なく「健康に見える」ときに、どうやって異常を見つけるかについては後述しますので今回は割愛します。
まずは私たちが見た目ですぐわかる状態から考えていきましょう。
・愛鳥さんが膨らんでいる
ときどき見かけませんか?
膨らんでいるときに考えられることがありますが、わかりますか?
そう、寒いかもしれないときです。
鳥たちは身体が寒いとき、羽を膨らませます。これは膨らませることによって外の空気を取り込もうとしているのです。空気が入ると暖かくなります。
私たちの体温は36~37°cくらいですが、鳥たちは40°c以上あります。
なぜ体温が高いかというと、いつでも飛んで逃げられるように、いつでもウオーミングアップ状態になっているからです。
私たちも加齢によって筋肉量や運動量が低下し、体内で熱を作ることが難しくなってしまいます。それは鳥たちも体調が悪いときは同じです。
ではどうしたらいいのでしょうか?
まずは鳥さんがいる部屋の温度を上げることです。
言い方が難しいですが、膨らみがなくなり羽がシュッとなる状態になるまで温度を上げましょう。
ただ温度を上げすぎると、今度は鳥さんが熱中症になってしまいます。最高でも33°cを限度にしてほしいと言われています。
それでも愛鳥さんが羽を膨らませている場合はどうしたらいいでしょうか?
これは寒さだけの問題ではなさそうです。
このような時は、できるだけ早く鳥が診られる病院に連れて行くことをお勧めします。
さて次回は寒さではなく、暑い場合はどんな状況になるかについてお伝えします。
(つづく)
今日も素敵な一日になりますように(^o^)/
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