(23)看護のための環境作り

「愛鳥さんの健康管理」更新しました。「(23)看護のための環境作り」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

今日は看護についてお伝えします。

まず重要なことは環境です。

今回は小型鳥さんを例に環境を整えましょう。

まずは小型鳥さんを入れるケースを用意します。プラスチックケースやガラスケースのように、外から中が見えるケースがいいでしょう。

大きさは鳥さんの大きさんにもよりますが、過ぎず、広過ぎずという感じでしょうか。

狭すぎると身動きがとれないし、広すぎると静養になりません。

人で言えば6畳一間のワンルームくらい。うまくお伝えできなくて申し訳ありません。

抽象的ですがケースの中には鳥さん、止まり木、食器が入れて、なおかつ多少余裕があればいいと思います。

さらにこのケースを入れるケースが必要です。

だいたい2~3回りくらいの大きさのガラスケース(水槽など)があるといいですね。

もちろん中が見えるように全面ではなくてもいいので、透明なものがいいです。

なぜ2~3回り大きいケースが必要かというと、外側のケースにヒーターを入れるからです。

もし鳥さんを入れるケースにヒーターを入れると、いくつか問題点があります。

まずはヒーターに近づき過ぎて、火傷(低温火傷含む)をすることです。

また、鳥さんによってはヒーターのコードを噛み切り、ショートして大怪我することがあります。

実は親戚の家に遊びに行った時、鳥ではなくマルチーズという犬なんですが、コタツのコードを噛み切って、ショートして口が裂けたことがありました。

口裂け女が流行っていた頃で、このワンちゃんの場合、口裂け犬になりました(汗)。幸いにも2針縫う程度で怪我で済んだのは不幸中の幸いでしたが、、、。

このように電源コードは非常に危険です。そのため鳥さんに接触しない方法として、二重ケースをお勧めしています。

ヒーターで重要なことがもう一つあります。

それは熱くなり過ぎないようにサーモスタットを使うことです。

サーモスタットは指定した温度をコントロールする役目があります。

例えば28°cに設定した場合、28°cを上回ったら、ヒーターのスイッチが切れます。逆に28°cを下回ったらヒーターのスイッチが入ります。

サーモスタットは価格によって温度の許容範囲があります。

28°c±2°cとか、28°c±1°cなど。できれば許容範囲が小さいサーモスタットをお勧めしますが、価格も高価になりますので予めご了承願います。ちなみに許容範囲を少ない爬虫類用のサーモスタットを使っている愛鳥家さんが多いようです。

さて次回は、看護のときの食事等の与え方についてお伝えします。

(つづく)

今日も素敵な一日になりますように(^o^)/

関連記事一覧

コメント

  • コメント ( 2 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. 環境作りは難しいと固定観念があります。魚を飼う事は水を作る事。の言葉があるように、我が家の鳥はよく「プシッ、プシッ」言っています。放鳥の時には言わないので、施設の子の「コホン、コホン」と同じブラフかとも思っていますが、環境も大丈夫か心配です。

  2. 環境作りもそれぞれですが、看護のときの環境作りで重要なのは温度管理です。
    正解はないですが、少しでも鳥さんが快適に過ごせる環境が作れるといいですね。

コメントするためには、 ログイン してください。