翻訳後記 3

翻訳後記 3

翻訳後記 3 – ロロパーク便り

今日はロロパーク便り「飼育下での繁殖、種の未来」に対しての翻訳後記です。

この記事の一番最後に、ロロパークで最近生まれた鳥の紹介があります。みなさん、ここに載っていた鳥たちをどれくらい知っていましたか? 私は名前だけ見て、画像が浮かんだのは半分くらいでした(^-^;

中でもアポインコという名前は聞いたこともなくて、びっくりしました。ロロパークには350種もの鳥さんを飼育しているわけですから、まだまだ私が知らない鳥さんが山ほどいるんだろうなあと思いました。サロンの記事を読んでいたら、きっと新しい鳥さんとの出会いがたくさんありそうです。

そして実は原文ではここの鳥の名前が全て学名で書かれていました༼⁰o⁰;༽ぁゎゎ 
最初焦りましたが、和名を特定するために色々調べていると、学名の付け方なども分かってきてちょっと面白かったです。

学名は「属・種・亜種」の順にラテン語で表記されるそうです。ちなみに亜種というのは「種」をさらに分類するものです。

人間の学名は、ホモ・サピエンス・サピエンスで、

ホモ(ヒト)が属
サピエンスが種
さらにサピエンスの中の種類として、またサピエンス(亜種)

現人類の祖先とされるものが、ホモ・サピエンス・イダルトゥと言う学名だそうで、これで亜種がどういうことかちょっとわかる気がします(何となく(;·∀·))

それで鳥はというと、たとえば

ゴシキセイガイインコの学名は、Trichoglossus haematodus と言うのですが、

Trichoglossusが属で、セイガイインコ属
Trichoglossus haematodusが種で、ゴシキセイガイインコ種

となります。

ゴシキセイガイインコにはたくさんの亜種が存在していて、例えば

Trichoglossus haematodus deplanchii (T.h. deplanchii) となると、ゴシキセイガイインコの亜種で、ニューカレドニアのロイヤルティ諸国原産のということになります。鳥の場合、亜種は地域で分けられているようです。

分かってきたと書きましたが、ラテン語のスペリングを見るだけで頭がぐちゃぐちゃになりますね(°д°)

色々なサイトを調べていたときに、やはりとても参考になったのがおぴーとうもとさんのブログでした。素敵な写真とともに、学名も紹介されているだけでなく、学名の由来までも解説くださっています。素晴らしいブログですので、学名を素敵な鳥さんの写真と合わせてみたい方はぜひおぴーとうもとさんのブログを見てみてくださいね(・∀・)。+゚♪ アポインコさんについての紹介もありましたよ。

もしかしてサロンの皆様の中には英名はどうなっているのかな?と興味をお持ちの方もいるかも知れないとこれを書きながら思ったので、これから行う翻訳については鳥の名称は和英併記にしようかなと思います(学名ではなくて普通の英名)。

既にいくつか翻訳済みなので、しばらくは和名のみのものが続きますが^^; そのうち出てくるので気長にお待ちください(‘∀’*)

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コメント

  • コメント ( 2 )

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  1. 私も学名はチンプンカンプンです。英語名から和名が想像できるものと、全く違う物とがあり通訳をしている時が大変です。(勿論、全部覚えていませんから)ですが、私が鳥の和名がわからず考え込んでいると、「それは〇〇だね~」と鳥爺。英語が苦手でも鳥の英語名はわかるんですね~(笑)
    オンラインサロンを機に、「英語の勉強を始めてみる」というのもお勧めですよね!好きな事でしたら結果が出るのも早いです。

  2. 好きな分野の内容で英語を学ぶのはやっぱりいいですね!わたしも普段仕事でやっている翻訳の何十倍も鳥関係翻訳のほうがやる気がでるし笑、そこに出てくる新しい単語は絶対覚えようと思いますもん(‘∀’*)

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