TORINAGAYA-BOSAI①

TORINAGAYA-BOSAI①

避難計画事始め

こんにちは、まあくです。
まあくのお仕事は「鳥長屋管理人兼使用人」ということで、日々のお世話や遊びのお相手などを日常業務としていますが、大切な業務のひとつに鳥長屋住民(以下、住民)の皆さんの健康と安全を守る、というものがあります。

TORINAGAYA-BOSAI(以下、トリボー)で、まあくが万が一の災害にどのように備えていくかを綴り、サロンの皆さんと一緒に災害時に自分の愛鳥さんをどう守るかを考えていけたらいいな、と思っています。

少し前になりますが、NHKで放送された「パラレル東京」ご覧になられた方、おりますでしょうか?もう一つの架空の首都「パラレル東京」が大地震に襲われるというお話です。地震での建物の倒壊や道路の寸断はもちろん、その後に起きる大火災や地盤沈下、情報の錯綜やデマ、といった起こり得る様々な困難を主人公のテレビ局キャスターが報道という形で伝えることで視聴者に疑似体験してもらう、というような番組でした。

これを見たまあく「!!」正直、肝が冷えました。東日本大震災の時に我が家にいたのはリクガメのトーマスだけでした。今のメンバーになってから大きめの地震はあったものの(10日ほど前にもありましたね)そこまで大きな災害は経験していません。

鳥の雑誌などで防災について特集が組まれていても、何故が自分の住むマンションは倒壊も火災も起きないつもりで「ウチは在宅避難だね!」と決めこみ、フードやお水などのローリングストックで備えは万全!と思っていました。

けれど、もし近隣で火災が起きたら。。。何としても住民全員の命を守らなければなりません。
主人は昼間、仕事に行っているので頼ることは出来ません。まさに、まあくの双肩にみんなの命がかかっています。

そこで、まずは避難をどのように行うかを考え、書き出す事にしました。きちんと考え、書いていく事で優先順位をつけられ、何から始めるべきかがわかりやすくなると考えたのです。

次回のブログから、実際にまとめた避難計画や、準備したもの、始めた練習などをご紹介したいと思っています。

小学生の頃、年に数回行われる避難訓練が好きでした。普段は決して外に出てはいけない上履きのまま校庭に出られるのが楽しかったのです。

今思えば、先生方は大切な児童たちを誰ひとり犠牲にしたくないという思いで、真剣に訓練に取り組んでくださっていたのでしょう。そう、今のまあくのように。それなのに、ワクワクしちゃってごめんなさい(_;
小学生の頃から脳天気でお気楽なまあくなのでした。

先日テレビで誰かが「現在は災害後ではない、災害間と思わなければ」と言っていました。
大きな災害が、いつ来るかは誰にもわかりません。もしかしたら自分が生きている間には何事も起こらないかもしれません。
けれど、備えておくことは無駄ではないと思うのです。
まあくがひとりの頭で考えられる事は、限られます。けれど、小さな知恵をみんなで伝えあって共有出来れば、あちこちのおうちで、おうちのコと飼い主さんにとって最適な避難計画がきっと出来ると思うのです。

どうか、1羽飼いの方も多羽飼いの方も、まあくに色々な経験や知恵を教えてください。
まだまだ未完成のトリボーですから。
どうぞよろしくお願いします。

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コメント

  • コメント ( 4 )

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  1. 避難計画、大事ですよね。日本は自然災害の多い国ですから事前準備をしっかりしておきたいですよね。
    トルネード(竜巻)が多いコロラド州にあるガブリエル財団は、倉庫に沢山のクレート・キャリーを準備しています。500羽近い鳥たちを避難させる・・・と考えると気が遠くなる話ですが、そういう時のためにボランティアさんの出動態勢も出来ていると聞いた事があります。

    私も「パラレル東京」観ました。二次災害や情報の伝達が上手く行かないのも怖いというのを実感しました。備えあれば憂いなし、ですよね。改めて、災害時の避難について考えるいい機会になりました。投稿ありがとうございました。

  2. WYさん、ありがとうございます。
    ガブリエル財団では、災害への対応まできちんと考えられているのですね!本当に、命をあずかる責任を団体自身がしっかりと持っているのですね!
    。。。さて、しかし鳥長屋では「言うは易し行うは難し」でして実際の訓練では思ってもみなかったような失敗の連続で、本当に、いきなり本番でなくてよかった!と思っています。
    これから、そんな失敗談や、準備の中で私が疑問に思い調べたことなどを紹介して、このサロンの参加者さんと、その先にいる愛鳥さんの、ひとつでも参考になればと思っています(*^^*)

  3. 私も常々、災害時に鳥をどう守るか考えます。でも日本の場合、避難所では鳥と安心して過ごせそうにはなく、できる限り自宅か車で過ごすしかないかなと思っています。。。

    犬や猫に関しては最近は避難所も考慮してくれるところがあるそうですが、鳥になるとかなり難しいようです。例えば、建物の玄関先にペットコーナーを作ってそこにペットは置いておいて欲しいと言われることがあるようですが、犬や猫の場合はなんとか凌げても、鳥を犬猫さん達の間におくのは不安すぎますし、冬であれば寒さに耐えられませんもんね。

    去年、折り畳みしきのリュックで、広げると四角い箱のようになるものを買いました。それは広げたところがメッシュになりかなりスペースができるので、リュックの中で鳥さんが少し広々と過ごすことができるものです。本来は犬猫さん用のものなのですが、鳥にも十分使えるのでおすすめです(と文字で書くのは難しいのですが、、今度自分のブログで写真を数枚あげてみます)。

  4. yucakyさん、コメントありがとうございます。やはり、そうですよね。。。自治体もペット同伴避難とは言っても、同じ場所にいられるわけではない、同じ避難所内にペットたちのスペースをつくって、そこにペットたちを集めておくという意味だと言っているので、まさにワンちゃんネコちゃんたちの中に置いておかなければならないのでしょう。それは、鳥さんにとっては想像を絶するストレスになるでしょうし、何より私にとっても耐え難い。避難所避難はできる限り避けたいですよね。
    折りたたみのリュックのお話、すごく興味があります。どこか落ち着ける場所に避難出来ても小さなキャリーに何日も、では、やはりストレスですよね。少しでものびのび、というyucakyさんのお考えに共感しました。是非、どんな物か、写真見せてくださいね!

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