書き下ろし「鳥のきせき」の前振り

いつもありがとうございます。鳥爺です。

6年前になりますが、私の3冊目の著書「鳥と私の幸せ物語」を出版しました。

私にとっては初めての鳥小説で、内容はざっと以下の通りです。

「ひょんなことから鳥を保護した、家庭に問題を抱える男性。高齢の母親が飼っていた長寿の鳥を手放したい女性…鳥との出会いが、悩みつつ懸命に生きるひとの人生を変えた。小さな鳥の小さな奇跡の物語。」

読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、いかがでしたでしょうか？

実は出版直前に書名の変更がありました。

私の3冊の著書に携わっていただいた編集さん（以下、Tさん）とタイトルを決めていました。

1冊目が「鳥のきもち」、2冊目は「鳥のはなし」、この流れで3冊目を「鳥のきせき」とする予定でした。

しかし、出版社の意向で、この「鳥と私の幸せ物語」に決まったわけです。

ただ決してこの書名が嫌だということではありません。

「鳥の○〇〇」とシリーズ化したほうが、今後の展開も夢が膨らみそうな予感がしたからです。

実は「鳥と私の幸せ物語」の出版のときにはすでに続編の構想を考えていたからです。

続編はこの小説に登場する主人公以外の人物が次の主人公です。

なので、続編が3本以上はできると思っていました。

残念ながらタッグを組んでいたTさんが出版社を移籍されたこともあり、その構想が前に進むことはありませんでした。

でもWING YOUオンラインサロンが始動したことがきっかけで、あのときの気持ちがムクムクと起き上がってきたのです。

それでも私の場合、楽したい気持ちが最優先しますので（汗）、ここで皆さんに伝えることで「有言実行」せざるを得ない状況に追い込むしかない、と思いました。

たぶんこのきっかけを逃すと、もう次はないような気がします。

ここは老体に鞭を打って、執筆に取り掛かろうと思いました。

今日は前振りですが、次回から「書き下ろし」で連載を始めたいと思います。

不定期な連載ですし、さらに編集者の「手」が入っていない下手な文章ですが、お読みいただけたら嬉しいです。