(36)週休5日の営業?

「鳥爺のDJ奮闘記」更新しました。 「(36)週休5日の営業?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

私がディスコの経営を始めてから、一番最初のイベントは「ソウルの日」でした。

カワダさんから土曜日の最後の一番盛り上がる時間帯に、曲の流れを変えてしまうリクエストには応じられませんでした。

というか、ソウルを知らないのが本音ですが、、、(苦笑)。

そしてカワダさんに怖い眼に睨まれながら、とっさに思いついたことのが「ソウルだけの日」でした。

めでたく1か月後の金曜日に「ソウルの日」が決まり、一件落着したのですが、このことをきっかけに営業日について考えてみました。

都会ではない小さな街のディスコは、週末しか賑わいません。

平日は少数で、ここ何日も来客が0人ということもありました。

表に出て、歩いている人に声をかけようかと思ったこともありますが、そもそも人があまり歩かない通りです。

「ちょっと立ち寄ってみよう」、という店ではなく、「踊りたい」目的の人しか、わざわざ来ることはありません。

それでしたらいっそのこと金曜、土曜そして祝日の前日だけ営業し、それ以外の曜日は営業を止めてみたらどうでしょうか!?

つまり週休5日で2日営業です。

そんなことを考えて、信金さんやいろいろな関係者に相談してみました。

するとほとんどの方が大反対です。

その理由が

「週2日の営業だけでは売り上げが減る」

「週に5日も休むなんて、もったいない」

「商いは毎日営業するから、あきないと言うんだ」

そして最後には、

「そんなんで借金返せるの?」

などと一方的に攻められました。

私も思いつきで考えたことではありません。

私なりの考えもありました。

そこで以下の意見を言いました。

週2日営業であれば、人件費や光熱費そして食材など少なくて済みます。

金曜、土曜以外は人が入らないのであれば、それこそもったいないです。

また、ディスコみたいな店は、人がたくさん入っている方が、さらに人が集まってきます。

ガラガラのディスコは楽しくないのではないでしょうか。

と、訴えました。

すると

「ふ~ん、そんなものなのか?」

と言いながら、ほとんどの人が腕組みしていました。

そして、支店長がこう言いました。

「週2日だけの営業だけで従業員は食べていけるの?」

たしかにそうです。

週2日、夜だけの営業時間4時間とその前後の準備、片付けで6時間程度の仕事では生活はしていけないでしょう。

でも、私には秘策がありました。

(つづく)

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