(37)人が人を呼ぶ!?

「鳥爺のDJ奮闘記」更新しました。 「(37)人が人を呼ぶ!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

金融機関の支店長がこう言いました。

「週2日だけの営業だけで、従業員は食べていけるの?」

たしかにそうです。

週2日、夜だけの営業時間4時間と、その前後の準備と片付けで6時間程度の仕事では生活はしていけないでしょう。

でも、私には秘策がありました。

ちょうど東京の会社(ロムテック)では仕事が忙しくなってきました。

忙しくなった理由はいろいろ考えられましたが、一番有力だったのは私が会社に居ないほうが忙しかったようです。

実はこの頃から、

「社長(私のことです)が居ないほうが忙しい」

というジンクスが生まれたらしいです(苦笑)。

本当はこの忙しいときに自分が東京に戻って、陣頭指揮をとれないのは、留守を守っているスタッフに対して申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

何かいい方法がないかな、と思ったときに秘策が浮かびました。

「そうだ、ここ(ディスコがある地域)でロムテックの現場を作ればいい」

そして、大久保くんと平くんにロムテックの仕事をしてもらい、金、土曜日は一緒にディスコをやる。

早速、大久保くんと平くんに相談すると快諾を得ました。

早速ロムテックの現場になりそうな作業場を借りました。

「善は急げ」ではありませんが、1週間後には現場が完成し、装置類も入れ稼働できるようになりました。

まずは東京のロムテックの仕事をこちらに回してもらうことで、大久保くんと平くんに、安定的な仕事とお給料を確保することができました。

ディスコのほうは私を入れて3人でかなり厳しいですが、忙しいときはキミコやカオル、そして常連客が手伝ってくれたりして、順調に回り始めました。

週2日間にした関係で、経費も節約でき、そして何よりも金、土曜日にお客様がたくさん入るようになりました。

1週間毎日営業していたときより、2日間だけのほうが来客数が多くなってきました。

「人が人を呼ぶ」効果が出てきたようです。

そして 少しづつですが、ディスコの収益から借金を返済できるようになりました。

そんなある日、ディスコが入っているビルのオーナーが、私のところにやってきました。

そしてとんでもない話が始まったのです。

(つづく)

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コメント

  • コメント ( 2 )

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  1. 1つ順調に回りだすと新たな壁が出現。まるでゲームですね。ハラハラ、ドキドキです。

  2. そうですね。順調に回り始めたのに、まさかこんなことが!? という出来事でした。

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