好評?だったうちの鳥本棚について、前回紹介しきれなかったものと、新たに加わったものをご紹介。
今回はかなりバラエティーに飛んだものになっております^^;
With PETS バックナンバー2016 9月
犬猫さんがどうしてもメインになってしまうWith PETSですが、時折エキゾもメインにしてくれることがあって、鳥さんメインの号がこれです。
少し古いけど、細川先生やTSUBASAなども関わった投稿があり、飼育全般的についてコンパクトにうまく纏められているので当時は何度も読み返しました。鳥本コレクターとして持ってて損のない一冊。
Chicken thoughts
インスタでフォローされている方も多いかも? 海外の鳥飼いさんが飼い鳥あるあるを4コマ漫画で投稿していたものが出版されたもの。
国内では買えないので、Amazon USでオーダーしました。
英語読めなくても全然問題なく、あるあるー'`,、'`,、'`(´∀`)'`,、'`,、'` !! となる漫画ばかり。すごく可愛くて面白くておすすめです。インスタやっている方は
chickenthoughtofficial で検索したら見れますよー。
できる!小鳥の臨床
小嶋先生が鳥専門医を目指す方向けに書かれた実践本。
獣医師に向けて書いているので、病例や治療法、飼い主への対応など、小嶋先生が別途出されているコンパニオンバードの病気百科とは違う目線で勉強ができます。
病気についての知識が深まるのはもちろんのこと、
鳥を診ることの難しさ、鳥専門医になることの覚悟と絶望、それを乗り越えるための鳥への無償の愛、端々に小嶋先生の鳥の診療への使命感と情熱が感じられて目頭が熱くなります。
飼い主目線としては、鳥専門医を志す方、そしてそれを続けてくださる方々への感謝でいっぱいになります。
鳥の形態図鑑
野鳥の病院で治療を受けていた鳥達を詳細に描いた図鑑。
素晴らしい観察力で鳥の形態を細密画で克明に描いています。
実測データも書かれており、鳥の体のつくりを観察、理解するのための素晴らしい資料です。
全体像や生態を解説する図鑑は多くありますが、鳥の形態をここまで詳細に記録しているものはおそらくないかと感銘を受けます。
鳥の骨格標本図鑑
鳥類学者の川上さんの本。
鳥といえば、羽の美しさに目がいきますが、その中の骨、骨格をしっかりみようというもの。すべて飛ぶために作られた鳥の体の中でも骨格は鳥類を特徴づける大きなひとつの要素です。
あまり詳しく骨の説明がなかったのが少し残念ですが、鳥の骨格標本をこれだけ見れる本もそうないので貴重です。
Current therapy in exotic pet practice
形態図鑑に骨格標本、なんか変な方向に行ってませんか、、ともしかしたら心配されているかも。。(^_^;)
これらは実は全部ここに繋がってまして、今、海外の臨床本を読むチャレンジをしております。
いつもお世話になっている鳥専門医さんとお話ししているときに、話の流れから、先生の読みたい海外臨床本を解読するお手伝いをすることになりました。先生が個人的に読むためのお手伝いです。
それで手始めに基本的な内容だからと紹介されたのがこれ。
でもでもですね、私はそもそも医療も獣医学もやってないただの愛鳥家です。
いざ読み始めたらちんぷんかんぷんすぎて、やばいということで、上の本達を含め訳の分からない専門書に手を出しているというわけです笑
めちゃくちゃ難しいし、めっちゃ可哀想な写真とか見ないといけないしで、どうしようかと思いましたが、これも愛する鳥達ためと思うと不思議と興味を持って調べて、読んでってできてます。鳥の体のしくみを知ってから病気について学ぶと、なぜこれを気をつけないといけないのか、なぜこの病気が怖いのかが分かってとても勉強になります。
でもこの本、エキゾ全体のことが載ってるので、鳥以外のとこも一緒に読もうと言われたときが怖いです(ムリです笑)。
文鳥のヒミツ
もとの愛鳥家らしい本に戻ります汗
海老沢先生の最新本、文鳥のヒミツです。
私は文鳥飼いではないのですが、インコと文鳥は色々違うので、文鳥の知識も持っておきたいところ。
結論からいって、これは文鳥飼いに限らずとても勉強になります。
海老沢先生の発情セミナーを見られた方も多いかと思いますが、その時のお話や図も紹介されています。
先生は海外の文献もたくさん読まれているので、このオンラインサロンで紹介された記事の題材とリンクするものもあり、合わせて読むと効果倍増という気がしました。
そして何よりも、これを読むと文鳥、お迎えしたくなりますね('∀'*)
今後の注目本
近々発売予定の本で、私が気になってるというか入手予定の本をご紹介。
1) 「比べてわかる 文鳥の心、インコの気持ち」 細川博昭
9月発売予定だそうです。文鳥とインコは同じ鳥類てありながら、遺伝子レベルは小型のサルとリス以上に違うそうなのです。そんな違いを理解しながら、よりよい文鳥とインコとの付き合い方を解説してくれるそう。
2) 海老沢先生のこれまでのツイートを纏めてさらに補足情報が加えられた本!
こ、これは皆さん待望ではないでしょうか。あの勉強にしかならないツイートが一冊に(涙)
最近は鳥本も単なる飼育本ではなく、深い内容の本が増えているので、嬉しいです('∀'*)
オススメの本があれば、ぜひ教えてくださいねー!
コメント
コメント ( 4 )
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yucakyさん、本のご紹介ありがとうございます。
愛読書がまた増えている様ですね。更に知識を深めていらっしゃるところが素晴らしいです。オンラインサロンでの情報や知識のシェア、お待ちしております♪
待ってました、第2弾!!私とかぶっているなぁーと思うものもあれば一方、難しそうって思う本もあり、とても参考になります。個人的には、ことりちゃんの絵本、私も持っていて、大のお気に入りなんです(*^^*)仕事で疲れちゃった時も、夜寝る前に読んで、一番好きなのは一緒に歌うこと、のところで鳥への愛おしさMaxになって眠りについたりしますね(*^^*)この企画、おうち拝見小鳥のいる暮らし的な、となりの愛鳥家さんはどんな本読んでるの?の素朴な興味にピッタリはまり、ナイスです♪yucakyさん、ありがとう(*’▽’*)
WY
最近は鳥について深堀してくれる本も増えてきて嬉しいです^_^ 頑張って勉強します!
まあくさん
この絵本、めっちゃいいですよね(^o^) 海外の鳥さんも日本と同じことしてるんだーって思いました(*゚∀゚*)
まあくさんの本棚もまた紹介してください(‘∀’*)