いつもありがとうございます。鳥爺です。
キミコとカオルはディスコの常連のお客様です。
彼女たちの話が主観的であっても、耳を傾けるだけの価値はありました。
なぜなら彼女たちはディスコが好きで、街で一店舗しかないこの店に、いつまでも存続してほしいと思っているからです。
しかし残念ながらスタッフの働きぶりや店外での喧嘩など、このディスコのイメージが相当悪くなっていました。
私が目撃したことは表面上の一部かもしれませんが、案の定、経理的な数字にも明確に表れていました。
私自身飲食業はアルバイトを入れると5年程度の経験がありました。
しかしディスコの経験もないし、興味もありません。
実際体験すると、店にいるだけであの音量と目がチカチカする照明が苦痛でした。
いくら恩がある人に頼まれても、私自身が無理してやるべきことではありません。
東京には自分が作った大切な会社(ロムテック)があり、そこを守り、育てていかなくてはなりません。
再建するつもりで視察しましたが、ここは潔く撤退、つまり廃業することが最善策だと思います。無理して続けても、借金が減るどころか膨らむ一方でしょう。
ということで廃業することを一部の関係者に打診しました。その関係者も事業を畳むことで理解を得ることができました。
関係者のメインは銀行です。いろいろな話し合いをした結果、廃業の条件として私が代表者になる、ということでまとまりました。
事業をやめるときはいろいろな利害関係があります。地元に顔見知りがいない、つまり「よそ者」の私が適任ということだったようです。そして廃業のための一時的な役割ですが、私が代表取締役に就任しました。
地元の法務局に行き、代表者変更の手続きを終え、その足で5時間かけて東京に戻ってきたのは深夜でした。
疲れた、、、。建設的な仕事であればその疲れも感じないかもしれません。しかしその逆の仕事は肉体的にも精神的にも疲労度が増しますね。
でも、これで見通しがついたので、あとは粛々と進めるだけです。
と思ったのですが、翌朝かかってきた電話で、まさかトンボ帰りするとは思ってもいませんでした。
その電話の内容は?
(つづく)
今日も素敵な週末になりますように(^o^)/
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