翻訳後記 2

翻訳後記 2 – ロロパーク便り

海外情報のロロパーク便り「ロロパーク財団による持続的な保全活動」に対しての翻訳後記です。

ちなみに写真はロロパークではなく、掛川花鳥園に行った時の一枚です。オオハシさんの真正面顔が気にっています(^^♪

実は大変恥ずかしながら、この記事を翻訳するまでロロパークの名前は聞いたことがある程度で、詳しく知りませんでした。さらにはロロパーク財団について殆ど把握してませんでした汗

今回翻訳するにあたって、ロロパークのHPを見たりネット上の情報幾つか読みあさったりして、なるほど、TSUBASAやWING YOU でたまに出ていた「世界オウム会議」はここで開催されていたのか！と思った次第です。

既にご存じの方も多いと思いますが、ロロパークはスペインのカナリア諸島、テネリフェ島というところにある世界最大級の動物園？水族館？花鳥園？とにかく様々な動物が暮らしているところで、特に鳥に関しては約350種類という世界一を誇る鳥種が飼育されています。ちなみに Loro (ロロ）とはスペイン語で鳥という意味です。

サロンの中でロロパークに実際に行った方がいらっしゃいましたら、ぜひブログで詳しいご感想書いていただけないかなーと期待しております笑　調べているときに、鳥爺のアメーバブログ、おぴーとうもとさんのブログで書かれていた世界オウム会議レポートも大変参考にさせていただきました。こちらの鳥爺のブログにも再投稿していただける日が来ればいいなと思っています('∀'*)

そしてロロパークの組織のひとつが、絶滅危惧種保護と自然環境保全を目的に活動しているロロパーク財団で、ロロパーク便りはこの財団によって出されているものです。

前置きが長くなりましたが、この記事もまさにロロパーク財団が行っている鳥の保全・保護活動についてのレポートです。記事の後半は密猟に関するものなのですが、WING YOUの第一回目セミナーに参加した時、ゲストスピーカで来日されたシンガポールのジュロンバードパークの方が鳥の密猟に関する現実とその保護活動についてお話しされていたことを思い出しました。

そのスピーチでは密猟現場のビデオ（保護活動のために撮られたものです）も見せていただき、その酷い状況に私も含め参加者の中には涙する方も少なくありませんでした。このような惨劇を止めるのに個人の愛鳥家ができることは果たしてあるのだろうかと途方にも暮れました。その質問に対して、スピーカーの方がおっしゃったのが次の2点です。

1. 密猟は需要があるから行われる。珍しい鳥を欲しがらない。鳥を飼う時も国内で繁殖されたものを飼う。
2. 密猟という悲惨な状況が今でも世界で行われていることを、まず自分の周りの人に話して知ってもらう。

一人ひとりの小さな一歩がいずれ大きなうねりになることを信じて。とおっしゃっていました。このサロンがそういう場にもなればいいなと思っています。