答え合わせです！

第４回セミナーにご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました！アーカイブでお楽しみになる方も、是非期待してご覧ください。

もしかすると、「飼い鳥」にはとても興味があるけれど、「野鳥」や「鳥類の保全」にはあまり、、という方もいらっしゃったかもしれません。でもこのセミナーを通して、「飼い鳥」も本来はどこかの国の「野鳥」であり、またその「野鳥」を守る手段の一つとして「飼い鳥」をどう捉えるべきかなどを考えるきっかけになれば幸いです。

さて、これまでのクイズの答えを一気に紹介していきます。セミナー中にすべての解答が見つけられましたか？

クイズ① 謎のネット

Q: ロロパークにいる鳥たちは2つの区画に分かれて暮らしています。それぞれ異なる環境になるように管理されていますが、それはなぜでしょうか？

A: 鳥の本来の生息地に合わせた環境づくりをするために2つに分けています。黒いネット区画は熱帯気候に生息地がある鳥用で、直射日光を避け湿度を高く維持できるように設定されています。青いネット区画は乾燥地帯の鳥用で、湿度は40度程度、空気の流れを常に感じられるように環境がコントロールされています。

クイズ② どんだけ〜？

Q: 現在ロロパークには、何種類の鳥が総勢何羽暮らしているでしょうか？

A: 350種類以上、4000羽 の鳥が暮らしています。

クイズ③ 高床式住居？

Q: 鳥たちが普段暮らしているケージは、写真のように地面から浮かせた位置に設置されています。どうしてでしょうか？

A: 鳥は元来、捕食される側の生き物です。地面にいるよりも高い位置にいる方が安心するため、吊り下げ式のケージにしています。

クイズ④ 一種でも多く、、、

Q: ロロパーク財団は絶滅の危機ある鳥種の繁殖と保全にも力を入れています。これまでに、ロロパーク財団の活動によって絶滅を免れた鳥は何種いるでしょうか？

A: 10種類です。

クイズ⑤ ちょっとオマケなクイズ

Q: 次のロロパークセミナーでも取り上げられる、この鳥さんの名前はなんでしょうか？（鳥種の名前）

A: アオキコンゴウインコ

首周りの色が特徴的です。アオキコンゴウインコインコの保全活動についてはこちらの記事もご覧ください。

クイズ⑥ ウロコインコはウロコインコでも？

Q: 現在ロロパーク財団が保全活動を行なっているこの珍しい鳥さんの名前は何でしょうか？

A: アカミミウロコインコ

クイズ⑦ 鳥好きなら一生に一回は行ってみたい

Q: ロロパークで4年に一回開催される、世界最大級の鳥に関する会議とは何でしょうか？

A: 国際オウム会議

こちらの記事もご覧ください。

クイズ⑧ 最後のクイズです

Q: ロロパークでは、繁殖した鳥を野生復帰させる以外の方法でも、野生の鳥の保全活動に貢献しています。その方法（考え方）とはなんでしょうか？

A: ロロパークで繁殖した鳥の中には、他の動物園で種の保全を目的とした繁殖を担うものもいます。またロロパークの会員で希望者がいれば販売したり、優良店認証を受けたペットショップに卸すことで、野鳥が違法に捕獲されて取引されることが減り、自然を守ることにつながると考えています。

以上です！

答えが見つけられなかった方は、アーカイブ視聴で確認してみてくださいね^ ^