「鳥爺のDJ奮闘記」更新しました。 「(43)事態が急変!?」
いつもありがとうございます。鳥爺です。
1周年記念イベントを終え、次の問題はディスコの明け渡しでした。
明け渡したら、もうこの街にはディスコがなくなります。
わざわざディスコに足を運び、老若男女が楽しそうに踊っている姿を見て、改めてディスコの存在意義を強く感じました。
数ヶ月前まではディスコが嫌いで苦手でした。
でも、今は嫌いでもないし、苦手でもなくなりました。
たぶん、好きになったようです。
そして、この街からディスコを失くしてはならない、という使命感みたいなものも生まれてきました。
1周年記念イベントの最後の挨拶で、私は慣れないマイクを握って、こう言いました。
「以上を持ちまして、このディスコは閉めることになりました」
「ええ~!!」
ほとんど全員のお客から、悲鳴のような声が聞こえてきました。
その声をかき消すように
「でも、新しい場所で生まれ変わるつもりです」
と伝えると、一瞬で静かになりました。
私の次の言葉を待っているようです。
そして、
「新しいディスコを作ってもいいかな?」
聞くと、ほとんど全員が
「いいとも!!」
と、返してくれました。
そう、ちょうどタモリの「笑っていいとも」が流行っていた時期でもありました。
調子に乗って
「新しいディスコに毎週来てくれるかな?」
「いいとも!!」
しつこかったですね(苦笑)。
でも、空気が和み、皆が笑顔に戻りました。
「それでは、新しいディスコで会いましょう!」
と、締めました。
このことは大久保くんにも、ロムテックの幹部にも伝えていません。
何故なら、今日の営業中に決めたことだからです。
思いつき、、、でもないですが(汗)。
明け渡しのことで私自身がナーバスになっていました。
しかし、新しいディスコを作るということで、少し気持ちが楽になりました。
もちろんディスコを新たに作るなんて、どれだけのお金がかかるかわからないし、場所を貸してくれるテナントもあるのかどうかもわかりません。
まずは今のディスコの明け渡しと、新しいディスコの場所探しを頑張らなくてはなりません。
ところが事態は急変しました。
1周年記念イベントが終わった次の週でした。
またまた衣料品の3人組がやってきました。
今度はどんな用事かと思いましたら、
「すぐに立ち退いてくれ」
と、言ってきたのです。
(つづく)
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