鳥長屋激震②

鳥長屋激震②

鳥長屋住民団体健康保険

おはようございます、まあくです。
さて、前回は我が家の長男坊ケヅメリクガメのすのこさんが膀胱内結石の確定診断を受け緊急手術となるまでのお話をさせていただきました。

紹介を受けて受診した病院で結石の確定診断が出ました。
結石は膀胱内に留まっていればまだ良いのですが何かの拍子に膀胱を出て骨盤にすっぽりおさまってしまうと一切の排泄が出来なくなり体内に不要な老廃物や毒素が回ってしまい速いコでは数時間で亡くなってしまうこともあります。そしてそれは、いつ起こるのか誰にもわかりません。

そうなれば一刻も早い手術が必要だというのは疑いのない事実なのですが、ここで大きな問題となるのは費用です。私は亀さんの手術をしていただくのは初めてですので費用は見当もつきません。のこちゃんの命のためには手術をしてあげたいのはもちろんですが100万円とか言われてしまえば、やはり無理です。手術ではない、投薬やレーザー?など他の治療法の選択肢は無いのか、や膀胱内から結石を下ろさないような生活改善はあるのか?などを考えるしか無くなります。
そこで、獣医師にはっきり訊ねました。「手術の難易度や術後の経過で変わってくることは重々承知していますが、何となくでも費用の目安を教えていただけませんか?100万円とか言われたら残念だけど他の方法考えなきゃなので」と。獣医師は少し笑いながら「そうですよね、数万円の違いは出ますが28万円くらいですかね」「それは手術だけの費用ですか?」「いいえ。術後の管理も含めて退院までにかかる費用です。」とのことでした。

鳥長屋のみなさんは、動物健康保険には入っていません。動物健康保険がたくさん出始めてから、いろいろな資料を読み比べ、実際に加入している友人から話を聞き、熟考の末、たくさんの動物がいる我が家では安くない毎月の掛金を羽数、頭数分払うより払ったつもりで貯金しておく方が良いとの結論を出しました。動物健康保険は、対象のコが決まっているので、健康診断以外受診をしないコの分は掛け捨てになります。そして我が家は、なんといっても大勢なので掛け捨てにになる費用はバカになりません。そこで登場したのが「まあく生命の鳥長屋住民団体健康保険」。自分で言うのも何ですが、まあくは貯金が苦手です。ちょっと貯まると何か買いたくなっちゃいます。そこで、遊び心満載で通帳を作り頑張ることにしました。

種類は2種類、毎月決まった額の積立と臨時収入などがあれば貯めていく定期預金で、備えることにしていました。

幸いにも今までの積立金で何とかなりそうです。良かったと思いながら「手術をお願いします」とお願いし、獣医師と相談の上、翌日の外来終了後の夜に手術をすることになり、のこちゃんは一晩入院して手術を待つことになりました。(鳥長屋激震①で当日の夜に手術と書いてしまいましたが翌日でした、ごめんなさい)

             続く

関連記事一覧

コメント

  • コメント ( 9 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. おはよう御座います。
    一昨年、我家のヒョウモンガメも中耳炎になり、診療を受けましたが、治療の規模と治療費が桁違いで、爬虫類の多い我家で同じことがあったらと考えさせられました。爬虫類向きの良さそうな保険がなく、大きな病気にならないようにと、気にしていましたが、お座なりにしていたところでもあり、積立貯金のお話はその手があったか!と目からウロコです。備えあれば愁い無しですものね。

  2. まあくさん!ありがとう!
    早速マネします、ひとり健康保険。わたしもキャプテンをお迎えするとき、ネットで隅々まで保険を調べました。でも大型鳥でも入れる保険は年齢制限があり、30歳のキャプテンはことごとくアウトでした。病気や怪我でかかる費用は蓄えで凌ぐ覚悟でしたが、こうやって積み立て保険金が目に見えると安心ですね。今月からやります!いや、今日からやります!

  3. 家も保険には加入してません!空をお迎えしてから、地道ではありますが空貯金という形で、やってます!何処まで出来るかわかりませんが、なるべく精一杯私がしてあげれる事をしたいと思い貯金をしてます!なるべく貯める期間を長くする為に空には健康でいて欲しいと、願ってますが、こればかりは実際予測出来るものでは、無いので祈るしか無いんですが!ただやはり地道なんです!

  4. Lucyさん、ありがとうございます。ヒョウモンさん、大きいのですか?他にも爬虫類、ということで爬虫類好きとしてはとても気になります(o^^o)爬虫類が入れる動物健康保険も無くは無いですが少ないし自分のコのかかりつけの病院がその保険の取扱いが無ければ意味ないですしね。。。やはりワンちゃんネコちゃんとは違います(>_<)私はとことん貯金が苦手なので基本、お給料日のすぐ後に自動で引き落とされ積み立てられる方法にしています♪

  5. Captainさん、ありがとうございます。そーですよねー、里子ちゃんだと、それ有りますよね。我が家もタラがそうでした。。。鳥さんと言っても種類もいろいろなら寿命もいろいろなのに多くの保険は4歳までだったり大型鳥の分類があるところでも確か10歳だか15歳までで。タラが入れるところはありませんでした。もちろん、健康診断以外で病院に行くことが無いようにすることが一番ですが、ゲーム感覚で積み立てておくといざという時安心ですよ♪

  6. 空マルゴットさん、ありがとうございます。空貯金というネーミングにほっこりしました。空ちゃんのための貯金って聞くと病気や怪我の備えと言うよりは、空ちゃんの鳥生の様々な嬉しいイベントの時にも活躍してくれそう。子供が生まれてから、そのコの名前で積み立て始めて七五三とか入学とかの出費がかさむときに備えているっていう人の話を聞いたことがあり、それと同じねー、空ちゃんマルゴットさんの子供なんだなって思っちゃいました。鳥長屋住民団体健康保険も新しいコのお迎えの時などにも使うことがあります。病気や怪我などツラいときだけじゃなく嬉しい使い道もあった方が楽しいので♪空ちゃん、本当にかわいい子供なのですね。こちらまで嬉しくなっちゃって、ありがとうございました(*^^*)

  7. うちも保険には入ってなくて、というかかかりつけ医さんが保険対応していないので、入ってない感じです。

    でも急な手術とか、もちろん愛する鳥達のためにお金をケチる気は全くないけれど、何十万となるとちょっとドキドキしますし、100万レベルになるとかなり悩みますね。。

    まあくさんが書かれているように、鳥や他のエキゾも入れる年齢制限が若くて、そのあたりもちょっとなぁと思いますよね。セキセイでも長生きすれば、犬猫さんと同じかそれ以上生きることもあるのになぁと思います。

  8. yucakyさん、ありがとうございます(*^^*)そうなんですよね、病院によっては保険の取り扱いが無かったり、保険会社によっては窓口で対応が出来ず一旦全額払って保険会社に請求をして後日振り込まれるなんてこともあります。そして、一年間に病院にかかれる回数が決まっている契約が多く、病院にかかるのを躊躇してしまうという本末転倒なことまであったり。。。まだまだ発展途上ですよね。。。そして、私の場合、大きな落とし穴がありました。通院にかかる交通費です。20kg超ののこちゃんは、タクシーで通院しなければならず、退院後の繰り返しの通院で、かなりの出費になってしまいました。これは動物健康保険に入っていてもカバーされませんから、保険に入っていても安心せず、備えあれば憂い無し、が大切だと感じました。

  9. まあくさん
    ひとくちに保険といっても、色々制約や支払い条件があるんですね。お話を聞くと、保険に入るより、自ら積み立ておくのがうちの場合も合ってそうです。

    貴重ない体験書いてくださってありがとうございます!

コメントするためには、 ログイン してください。