「こんなに臆病だと早死にするのでは？」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

最近、地震が多いと思いませんか？

昨日も宮城県沖で地震があり、トカラ列島では毎日のように地震が起こっています。

地震大国日本だからしかたがないのかもしれませんが、地震ばかりは慣れないですね。

私たちですら地震が怖いのですから、鳥さんも怖いと思います。

地震に関しては特に次のようなご相談が多いです。

「我が家のオカメインコは、とっても臆病です。ちょっとした物音だけでもパニックになります。知らない人が訪ねたときにもパニクりました。地震があったときは、羽が抜けて血だらけになり、私までパニクってしまいました。こんなに臆病だと早死にするのではないかと心配しています。どうしたらぴーちゃんの臆病を治すことはできるでしょうか？」

地震だけではなく、知らない人を見てもパニックを起こすということは、相当なビビりちゃんだと思われますが、そんなことはありません。この方のオカメちゃんだけでなく、鳥たちはみんなビビりです。

なぜなら生きていくための本能だからです。

自然界では、いつ、どこで猛禽や肉食獣に襲われるかわかりません。このオカメちゃんにとって「知らない人」は襲ってくるかもしれない存在だったのかもしれません。

では「こんなに臆病だと早死にするのでは？」と思われるかもしれませんが、自然界ではこういう子が生き延びるのです。

もしビビりでなく、臆病でもない子でしたら、すぐそばに猛禽類などが近寄ってきても、危険察知能力が低いため、襲われてしまうかもしれません。つまり臆病やビビりは、危険察知能力が高いということです。

かといってちょっとした物音や知らない人を見ただけでパニックになっていたら、本当に心臓が止まるのではないかと思ってしまいますよね。そのために普段からできることやっておきましょう。

例えばいつも静かな空間だと、大きな物音などに驚くことがあります。できればある程度生活音があっとほうがちょっとした物音でパニクることもなくなるかもしれません。

もし知らない人に反応するのであれば、普段からテレビを観せたり、ラジオを聴かせたするこもいいでしょう。

またケージを高いところに置くと見晴らしがよくなるので、鳥たちも安心すると思います。

最後に大事なことは、飼い主さん自身が心穏やかにすることだと思います。

地震があると飼い主さんがパニクると、当然鳥さんも同じようにパニクります。鳥さんの前ではできるだけ冷静に振る舞い、逆に鳥さんを落ち着かせるように行動したいですね。

とはいっても地震は怖いですね（汗）。

今日もいい日でありますように♪ (^o^)／