大切な命のために忘れてはいけないこと 番外
ずいぶんと サボっておりました。
今年は 昨年までとうって変わってなかなか忙しい夏休みを過ごさせていただきました。
すっかりそっちに追われて、開けてしまいましたが 再開していきたいと思っています。
ただ、休みが明けても 結構予約がありまして 以前より頻度は減りそうですが 今後ともよろしく
お願いいたします。
先日より TV番組など見ていまして鳥を含む 多くの野生動物たちが我々人間の影響で その生存が
危ぶまれていることを再認識しています。
*開発による環境破壊。
温暖化対策、CO2 削減といって様々な取り組みが行われてはいるようですが 環境の破壊は進む一方です。
化石燃料を使わない、エコなエネルギーとうたってバーム椰子やトウモロコシの栽培が盛んになること、
その結果 多くの森林が伐採、破壊され そこに住む生き物の生息環境を破壊し続けています。
また、森林の破壊によりCO2を吸収してくれる大切な樹木がなくなっていく 森林が消えることでそこに
暮らす多くの動物に影響していきます。
近年の気候変動に起因するといわれる 自然発火火災についても 単に高温化だということではなく 地球上の
熱帯雨林の減少などの影響も大きいといわれています。
*海の環境破壊。
水質汚染もありますが、海底から噴出する炭酸ガスにより 海水の酸性化が進むことで 小型の甲殻類の中には
成長できずに死亡する幼生が見られるようになってきました。
*ごみなどの問題。
海洋汚染の筆頭である プラスチックごみの影響は 多くの海洋生物、鳥類に多大な影響を与えています。
餌を採りにいって誤食して死亡する例や 放置された網や釣り糸による死亡が相次いで水鳥の中には
雌雄のバランスが取れなくなった種もあるようです。
また 目には見えにくいですが放棄されたプラスチックは砕かれてマイクロプラスチックとして水中を漂います。
これを誤飲して死亡する魚、それを捕食して鳥や海洋哺乳類たちにも大きな影響が出ています。
先日紹介されていた コアホウドリの場合 抱卵時に採食に行くオスに多くの被害が見られ 今ではオスの
生息数が40%削減してしまったそうです。
このため コアホウドリの中にはメス同士のカップルができるようになり、結果繁殖率が下降傾向になっています。
(1度の産卵で1羽しか育てられないため、メス同士のカップルでは
どちらか1羽の卵は放棄される結果になるため)
17世紀以降 人間が要因になる動植物の絶滅が加速しています。
20世紀後半になって 保護や環境維持に対する声が強くなり、様々な努力がなされてきてはいます。
一部の生物については 生息数の回復が見込まれたりしてきてはいますが 果たして一時の危機を
乗り越えたとしてもその先、その動物たちが生息できる環境をどこまで維持し、管理していけるのか?などの
問題も残っています。
人間は 確かにこれまで地球やそこに生息する様々な動物たちに多くの悪影響を与えてきました。
しかしその一方で そこを改める力も同じように持っているはずなのです。
環境破壊や汚染、戦争など,負の行動を起こさない、起こさせない努力をすることは一人一人の小さな力では
難しいかもしれません。
でも ゴミの処理や生物たちへの保護活動など小さな、できるだけの努力をしていくこと。
できる事からの努力が今こそ大切なのではないでしょうか?
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