トレーニング日記 ①

お迎えからの右往左往

２０２０年に３０歳のヨウム、
キャプテンをTSUBASAからお迎えしました。
お迎え直後はわたし自身が飼育初心者ということもありキャプテンを中心に毎日ドタバタで、キャプテンのちょっとした仕草に一喜一憂し（くちばしジョリジョリを異常行動と勘違いしてTSUBASAに相談したり。お恥ずかしい😬）、嫌なことはしないと心に決めて信頼関係を築くのに全力を尽くしました。
幸いにもキャプテンは、あまり神経質なタイプではないようで、家にも慣れ、手には乗らないと聞いていたのに２日で手に乗り、１週間後には肩へ、半年後にはタクシーを呼び肩で移動する、飼い主操りヨウムになりました。
キャプテンからの信頼を感じるようになると嬉しい反面、この飼育でQOLが保てているのか不安になりました。慣れてどんどん自己主張はしてもキャプテンは本当にいいコで、ケージに帰ってくれないということも一度もないし、わたしが大袈裟に褒めたことでトイレは決まった場所でしかしなくなりました。
https://wysalon.com/photo/トイレも個性⁉%EF%B8%8F/
キャプテンルールを尊重してあげればとてもお世話がラクなのですが、おもちゃであまり遊ばず、行動自体が少ないように感じます。わたしの接し方がキャプテンの行動や可能性を狭めている気がしていました。

初めて手に乗っちゃった！のキャプテン

トレーニングなんて夢のまた夢•••

お世話と信頼関係に少し自信がつき、余裕が出てきました。せっせと色んなセミナーに参加するようになりました。
そんな頃に事件が起きました。過去に『愛鳥写真』のコーナーでも投稿しました、キャプテンがうちに来て初めての検診と遺伝子検査。
https://wysalon.com/photo/初めての検診💉/
この【保定でワキワキハァハァ事件】は衝撃でした。保定に慣れてもらえるように自宅でタオルトレーニングをしたり、海老沢先生のYouTubeライブで質問すると運動不耐性の可能性があるかもということで、なるほどキャプテンは飛ばないので腕に止まってバサバサする練習をしたりと、試行錯誤が始まりました。何か変化があればと愛鳥と一緒に参加するセミナーにも参加しましたが、皆さまに全くついて行けず意気消沈。
その間に３ヶ月おきくらいに病院に行く機会があったのですが、自宅で続けていたタオルトレーニングの効果があったのか無かったのか、事件になるほどのワキワキハァハァも出なくなり、タオルトレーニングもバサバサ練習もキャプテンとの遊びとして続けることにしました。

鳥と私の学校🦜

興味のあるセミナーに参加し、幸いにも刺激をもらい尊敬する鳥友がたくさんできました。わたしは本当に恵まれています。飼育の良し悪しは本やセミナーで学んだことが、そのままキャプテンに当てはまるものではないし、自分の中で考えて消化し納得してキャプテンに合ったものを選択していくことが飼い主としての責任なんだと学びました。
さて、やっと本題です❗️
ようやく出会った、キャプテンとわたしがゼロから無理なく楽しんでできるトレーニング。このWYオンラインサロンにもいらっしゃる、黄色いインコ 小野関幸子さんの『鳥と私の学校』ハズバンダリー【メディカル】トレーニングです。体重測定や爪切りなど、生活に役立つプログラムばかり。初歩の初歩から愛鳥と自分のペースで学べて、な、なんとプライベートレッスン！これぞ、キャプテンとわたしに合った選択です。
１回目のレッスンはステイの練習でした。気が多くて落ち着きがないと思っていたキャプテンが、真っ直ぐわたしの目を見て合図を聞いています。感動しました。と同時に、わたしの普段の接し方だけではこんなキラキラした目のキャプテンは見られなかったなと少し凹みました。（最初の写真がトレーニング風景です）
レッスンのプログラムは飼い主にとっても楽しく続けられるように達成感が味わえる工夫がされていて、学生時代以来の宿題も出ます。笑
キャプテンももう３１歳ですが、まだまだ先の長い鳥生を信じて、介護が必要になる前に苦手を減らせるように楽しみながらゆっくりと続けていこうと思います。
このトレーニングを通じて、これからキャプテンとわたしにどんな変化がおきるか、期待に胸を膨らませています。
後日談は、またいつかのトレーニング日記で報告します。