いつもありがとうございます。鳥爺です。
「行ったつもりdeコスタリカ」編、今日はこのツアーのまとめを書きたいと思います。
コスタリカでは3泊4日の旅でした。
コスタリカは道路事情や治安の問題など、日本とは違うのでかなり注意が必要です。
今回はツアー中、ほぼ全員が体調を崩しました。原因はたぶんアイスキャンディだと思います。外国での飲水には十分気をつけていましたが、こんな落とし穴があるとは思っていませんでした。いい教訓になりました。
滞在中に出会えた鳥種は、コスタリカにいる全837種中101種の鳥を見ることができました。
短い期間で101種も出会えたことだけでも凄いと思ったのですが、まだ700種以上の鳥と出会えていないと思うと、コスタリカの自然の豊かさを感じます。
101種の中で、当初の目的だったヒワコンゴウインコ、ケツアール、そしてコンゴウインコの3種類をすべて見ることができたことはとても嬉しかったです。
すべて見られないことも十分あり得ることなので、ほんとうに私たちはラッキーでした。
もし目的の鳥が見られなくても、それこそが自然ですし醍醐味だと思います。
一方で野生動物の宝庫コスタリカも開発が進み、絶滅危惧種の生息地が奥地に向かっています。特にケツアールがそうでした。ケツアールはさらに人が踏み込めない奥地への住処を移動しています。
ケツアールを観光資源としている人々もさらに奥地に踏み込み、自然を破壊していきます。行き場の無くなった鳥たちの運命は一体どうなるのでしょうか?
コスタリカではいろいろな動植物と出会えましたが、現地の事情を知れば知るほど複雑な気持ちにもなり、とても考えさせられるツアーでした。
今回14回にわたり「行ったつもりdeコスタリカ」をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
コロナ禍でどこにもいけない状況ですが、この話で少しでも「行ったつもり」になっていただけたら嬉しいです。
(おわり)
PS
来週からはいつのまにか日曜日に定着した(?)「書き下ろし:鳥のきせき」を金曜日に引っ越しいたいと思います。
「鳥のきせき」は今まで執筆した本の中で、「鳥業界を変えたい」という私の想いが一番詰まった渾身の内容です。プレミアム会員様限定ですが、もしよろしかったらご覧いただけたら嬉しいです。
いい週末をお迎えくださいね♪ (^o^)/
コメント
コメント ( 2 )
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自然を相手にするツアーでは、お目当てのものが見られない事も多いと聞きます。オーロラなども多発する時季に行っても駄目なこともあるみたいですし。。。そう考えたら、お目当ての鳥たち全てに出会えた鳥爺は、本当に幸運の持ち主!!私が、もしコスタリカにバードウォッチングにいける日が来たら、鳥爺誘いますね、絶対に(≧∇≦*)
行ったつもりでコスタリカ、とても楽しく読ませていただきました。ありがとうございました!!
いつも元気をいただくコメントありがとうございます。バードウォッチング行きましょうね。