ラフィーバ グローバルスポットライト鳥類の保全活動① ヨウム アフリカ―ナイジェリア&コンゴ民主共和国 

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第4回WING YOUセミナーのテーマが

【ロロパークセミナー:
世界最大級バードパークと野生の鳥の保護活動プロジェクト】

ということで、絶滅の危機に瀕している野生の鳥の保全活動をピックアップしてご紹介いたします。セミナー講師であるラファエル氏のお話に通じる所もありますので、セミナー前にお読みいただくと、セミナーがより有意義になるかと思います。(プレミアム会員にアップグレード頂くことで全文お読みいただけます。プレミアム会員へのアップグレードもご検討ください。)

ラフィーバ社が世界でサポートしている鳥類の保全活動の一部のご紹介となります。


ラフィーバ グローバルスポットライト

ヨウム アフリカ―ナイジェリア&コンゴ民主共和国 前半
 ヨウム アフリカ―ナイジェリア&コンゴ民主共和国 後半
アオキコンゴウインコ ボリビア
ラブバード アフリカ
スミレコンゴウインコ ブラジル パンタナール湿地


ヨウム アフリカ―ナイジェリア&コンゴ民主共和国 

野生復帰するヨウム(写真)World Parrot Trust

アフリカは古代から鳥種が生息している大陸です。保全活動レポート第一回目は、ナイジェリアとコンゴ民主共和国で現在行われているヨウムの保護活動についてレポートします。

ヨウムはペットバードとしても有名で、多くの人から愛される鳥です。ですが今、生息地であるアフリカにおいて野生の数が激減し、深刻な危機にさらされています。必死の保護活動が行われていますが、より多くの支援が今すぐ必要な状態です。

2016年にヨウムはIUCN(国際自然保護連合)の絶滅危惧種レッドリストに掲載され、CITIESの付属書Iに登録されました。

危機に瀕するヨウム

過去40年間に、120万羽以上の野生のヨウムが捕獲され、国際取引に掛けられたことが公式発表されています。野生数が大きく損なわれただけでなく、輸出されたヨウムの多くは輸入国に到着するまでに命を落としています。他の絶滅危惧種と同じく、人間の活動によりヨウム生息地は分断され、今では大きな群れを見かけることもほとんどなくなりました。

ナイジェリアのヨウム

2018年から開始した、World Parrot Trust と現地の団体が行った国内28カ所における調査によると、違法な捕獲が続いている場所では急激に数を減らしている一方、捕獲のない地域では数が回復傾向にあることが分りました。また現地の人達にこの調査に参加してもらい、主要な場所に現地ベースの保全活動財団を設立しました。保全活動を成功させるには現地の人達の参加が欠かせません。

(続きはこちら)

アン・ブルックス著
翻訳:小林由香

アン・ブルックス著
AAV(鳥類獣医師協会)及びIAABC(国際動物行動コンサルタント協会)のメンバーであり、自身もPhoenix Landingというレスキュー団体を主宰。ラフィーバウェブサイトへの寄稿ライター。

Lafeber社より当該記事の翻訳及び掲載許可を得て掲載しております。
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