「鳥爺のDJ奮闘記」更新しました。 「(33)小躍りしたくなる!?」
いつもありがとうございます。鳥爺です。
デビューから1週間後の土曜日。
案の定、常連二人組もやってきました。
キミコもカオルもやってきました。
まさかの人物もやってきました。カワダさんです。
役者が揃った感じですが、先週より緊張する状況です。
先週は二人組の常連さんに、罵声を浴びせられました。
でもそれではダメだと奮起し、練習を重ね、そして大久保くんから理論を教えてもらいました。
そして、また練習しました。
もちろん、この程度の練習では無理だとはわかっています。
しかし、営業を続けていくには経費の面からみても、私がやるしか方法はありません。
お客様の入りは先週より少ない。
だんだん少なくなっていることは間違いありません。
いろいろな噂が飛び交っているようです。その中にDJが下手なのでおもしくない、という噂もあるでしょう(苦笑)。
このままだと、経費を節約しても限界があります。
何とかしてでも、お店の評判を上げて行かなければなりません。
そのために必要なことは、やはりDJの力量を上げるしかないようです。
もしかしたら経営よりもたいへん仕事を引き受けてしまったのかもしれません(汗)。
さて、営業が始まりました。
今日も最初は大久保くんがDJです。
相変わらず渋い選曲で皆を踊らせていきます。
しばらくするとテーブル席からカワダさんが大久保くんのところにやってきました。
話が終わった後、選曲ががわりと変わりました。
曲調が変わったら、すかさずカワダさんが踊り始めました。
リズムに乗っていてとても上手です。そして楽しそうです。
これらの曲は私が20歳くらいのときに流行った曲ばかりでした。
そうか、これが「ソウル」だったのですね。
そして、カワダさんがディスコが本当に好きだということもわかりました。
そうこうしているうちに私のDJになりました。
予想通り、カワダさんはじめ、一斉にテーブルに戻りました(苦笑)。
もう1週間も同じ場面を体験しましたので、動揺はしませんが、やはり悔しいです。
ただ今までと違うのは、一夜漬けですが、理論に基づいて猛練習をしたことです。
自分自身でも、今かけている曲から次にかける曲への「繋ぎ」がうまくいきました。
手前味噌ですが、DJとしてかなり上達したと思いました。
20分くらいしてからでしょうか。一人、二人とダンスホールに戻ってきて、踊り始めたのです。
最後の曲を流す時には、7割くらいのお客様が踊ってくれました。
キミコもカオルも踊っていました。
踊りができない私ですが、さすがに小躍り(こおどり)したくなるくらい嬉しかったです。
しかし、常連二人組とカワダさんはテーブルから動くことはありませんでした。
そして23時。本日最後のDJも私がやりました。
大久保くんから2回目のDJをバトンタッチすると、すかさずカワダさんが私のところにやってきました。
一体、何の話でしょうか?
(つづく)
コメント
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
歴史を感じる写真ですね~。鳥爺が若い!
永遠の二歳児なので、若いですよ(苦笑)。