(20)鳥も診る? 鳥を診る?

いつもありがとうございます。鳥爺です。

今日は「鳥も診る? 鳥を診る?」病院についてお伝えします。

あなたはレストランでメニューを見たとき、何を選びますか?もちろん最初から食べたいものが決まっていれば、すぐ決まると思います。しかし食べたいものが決まっていないとき、私は写真やメニューに書かれている内容などを参考します。また居酒屋では壁に貼ってある「今日のオススメ」なども参考にしますね。実は以前飲食の仕事をしていましたので「メニュー」について調べたことがありました。お店の得意料理は一番上や一番目立つところに書いてあるそうです。なので私は食べたいものが特に決まっていないときは、メニューの一番上か目立つ品目を選ぶようにしています。

これは大学病院などの大きな病院ではなく、個人病院でも同じのようです。病院の看板(ホームページでも)に診療科目が書かれています。上から、内科、外科、小児科、、、、とあったら、この病院が一番得意(あるいは力を入れている)なのは内科だと思います(たぶん、、、)。

さて次は動物病院です。診療科目に犬、猫、小動物、鳥と続いたら、「鳥」が得意な病院だと思いますか?全国にはまだまだ鳥専門の病院が少ないので、診療科目に「鳥」と書かれてあれば、診察をしてくれると思うので愛鳥家にとってはありがたいです。もちろん診察はしてくれると思いますが、やはり得意分野はこの例の場合、犬、猫だと思います。つまり鳥の場合は、鳥「も」診る病院です。

しかし動物病院の中には、「〇〇犬、猫、鳥の病院」という名前の病院でも、鳥の患者さんが圧倒的に多い病院もあります。たぶん患者さんの口コミで有名になったと考えられます。鳥を診る病院を探す場合、口コミは大事な情報源ですね。もちろんインターネットで口コミ情報をたくさん拾えますが、鵜呑みにはせず、「健康に見せるときに健康診断」をして、自分で確認されることが重要だと思います。病院をこれから探す方は、「鳥も診る」病院なのか、「鳥を診る」病院なのかをしっかり見極めましょう。なぜなら鳥専門の獣医さん曰く、哺乳類と鳥類では獣医学的にはかなり違いがあるそうです。もちろん「鳥も診る」病院が良くないとは言っていません。緊急のときに鳥の病院が近くになかったり、休診であったりした場合、愛鳥さんの命を守るために、躊躇せず病院に行ってくださいね。

今日も素敵な一日になりますように(^o^)/

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コメント

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  1. こんにちは。何時も楽しみに拝見しています。
    私は、鳥も診る病院に通い、大切な子を2羽失いました。病院を3軒まわり、それぞれ違う診断に違う薬を出され、日に日に衰弱していく鳥たちを見て、本当にやり切れない思いでいっぱいでした。諦めきれずに、ネットで探していたら、鳥専門医の居る病院が開業し、しかも近所である事が分かり、夜間でしたが、診て頂けることに。結果、トリコモナス症でした。3軒の病院で原因が分からず、しかもその中の1軒の病院では、ソノウ検査をしたのに、です。鳥を診る病院が、いかに必要なのか、身に染みました。同時に、鳥を診てもらえず、どれほどの小さな生命が失われているのかと、怖くもなりました。私は、いま、鳥専門病院の近所と言う恵まれた環境で、また、あらたに2羽の鳥さんを迎えました。亡くなった子に恥じぬ様、大切に寿命を全うさせたいと思ってます。
    鳥専門医の必要性を強く感じています。1人でも多く、鳥を診てくれる先生が増えること、そして、軽々しく鳥も診れますと言わないで!と強く思います。

  2. かのんさん
    メッセージありがとうございます。
    「鳥も診る」病院も、最近「鳥を勉強する」ようになったそうです。
    でも専門ではないので、もっと多くの鳥専門獣医さんが増えることを願っています。

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