いつもありがとうございます。鳥爺です。
初めてお越しになるお客様からよく言われることがあります。
それは
「松本さんはキャリアが長いので、施設の鳥さんが一番懐いているのでしょう?」と。
正直な気持ちそうあってほしいのですが、実際には私のことを目の敵にしている鳥たちがたくさんいます(苦笑)。
鳥に好かれるかどうかはキャリアではありません。
もちろん地位なども関係ありません。
「どんな人が好き?」
と、私も鳥たちに聞いてみたいです(汗)。
仲良くできる方法や考え方はいろいろあると思います。
鳥たちに咬まれないトレーニングの方法もいろいろあるでしょう。
その前に認識しなくてはならないことがあるのではないでしょうか。
鳥たちと長年付き合ってきて感じたことがあったからです。
それは「鳥」を変えるではなく「私」を変えなくてならないということでした。
「過去と他人は変えられない。
変えられるのは未来と自分だ」
誰が言ったか知りませんが、この格言を聞いて目が覚めました。
私は自分に懐いてもらおうと思って、鳥に変わってもらうようなことをしてきました。
咬みつく鳥には咬まれないように。
無駄(?)鳴きする子には鳴かないように。
毛引きする子にはしないように。
など
これって全部鳥に変わってもらおうとしていることです。
結果はどうでしょう?
たしかに咬まれない、無駄鳴きしないなどの目的を達した子もいますが、その子が私たちの気持ちを理解したと自信を持って言えません。
果たして「鳥」を変えるだけでいいのでしょうか?
「私」は変わる必要はないのでしょうか!?
さきほどの格言を「他人」を「鳥」に置き換えてみました。
「過去と鳥は変えられない。
変えられるのは未来と自分だ」
咬みつく子は過去に何かがあったのです。
無駄鳴きをする子は過去に何かがあったのです。
毛引きをする子は過去に何かがあったのです。
この子の過去は変えることはできません。
しかし、この子の未来を変えられるのは私たちなのです。
「私」が変わればきっと鳥たちの気持ちがわかるような気がします。
だからこそ私たちが鳥たちに愛されるためには、愛されるに相応しい「人」になることがとても重要だと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もいい日でありますように!!
(写真は我が家のマンゴ@オオハネナガインコです)
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