昨年末から断続的な雪が続きますね。
日本海側なので常時10cm程度の積雪がありました。
ドカっと降らないだけマシなんですけどね。
#雪かき大変だし。
地元の新聞に近くにサカツラガンが出たと。
なので早速探しに行きましたが、雪に覆われた田んぼにはコハクチョウの姿もなく。
サカツラガンにはふられたようです。
一緒に日本酒でもと思ったのですけど。正月だし。<酒顔雁
見るべき鳥がいないのでカラス探しに変更。
農耕地を見ながら移動しカラスの集団を探します。
小集団を見かけては双眼鏡で確認し、ボソだねー、ブトだねーと外ればかり。
雪の影響はここにもあり、大集団は見られませんでした。
残念です。
次に期待ですね。
さて、カラスです。
身近な鳥ですが、日本で見られるカラスは4種類。
#オナガやカササギは除きます。
ハシブトガラス。-画像にはボソも混じってますが-
都会のゴミ捨て場を荒らすのがこちら。
集団が問題になりゴミの管理の徹底にて、最近は減ってきと聞きますね。
#代わりに増えたのがワカケ?
ハシボソガラス。
どちらかといえば都会派ではなく農耕地に多いです。
里山にいるのはこちらですね。
以前、ブトとボソで混血は出ないのかと、野鳥の会の人(安西先生)に聞いた時、
鳴き声が違うので出ないとの回答をいただきました。
#なるほどとは思いましたが、ちょっと半信半疑です。
ミヤマガラス。
探していた大集団がこの子たち。
パット見、くちばしが細く(悪魔チック)白っぽいのが特徴。
ボソより少し小さく見えます。
彼らは渡り鳥で、冬になると日本にやってきます。
農耕地に大集団がいたらミヤマの可能性大です。
コクマルガラス。
この子達も渡り鳥です。
ミヤマの集団に数羽混じっていたりします。
見たいのはこの子達です。
ミヤマより更に小さく、黒い子と白黒の子が存在します。
よく目立ちそうですが、意外と見つかりません。
この画像を撮ったときは、農家の方が「白いカラスがいて気持ち悪い」と言ってました。
カラス=害鳥のイメージは根強いのでしょうね。
とても残念です。
ついでに。
カラスとタイハクオウムは意外と動きが似ています。(笑)
ぴょんと飛んだり(ホッピング)横にステップ踏んだり。
悪戯好きも一緒ですね。
結構可愛いのです。
コメント
コメント ( 3 )
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コクマルガラスって初めて知りました!白黒の姿、素敵だなぁ。カラスってよく見たらとって綺麗だと思うんです。
野鳥のことも勉強したくて、今年から野鳥の会入会してみました。初心者バードウォッチングに申し込んだのが、マンボーが出て中止になってしまいましたが涙
また色々教えてください。
カラスもたくさん種類があるのですね。
わたしは昔からなぜか黒い生きものが好きで、カラスも大好きです。小さい頃外で遊んでいると、たまにどこからともなく黒猫が現れて身体を寄せて甘えてきた記憶のせいだと思っています。
今度カラスを見かけたら白黒カラスを探してみたいです。埼玉にはいないかな。
yucakyさん
私がコクマルガラスを初めて知ったのは、
動物行動学を確立したコンラート・ローレンツ先生の「ソロモンの指輪」です。
当時の鳥飼いはたいてい読んでいるかも。(笑)<他になかった
その行動の可愛さや賢さで、一度見てみたいなと思ってました。
インコ、オウムも鳥ですので、野鳥を見ると何かしらの示唆があると思っています。
Captainさん
カラスの黒は光の加減できれいな七色に変化しますよね。
彼らの羽軸にもインコ同様の構造色を発する空間があるのでしょうか。
この画像のコクマル君は、確か蓮田から加須にかけての田んぼで見ています。
大抵の野鳥は関東圏であれば見られますので探して見てください。