いつもありがとうございます。鳥爺です。
2021年2月号「ナショナル ジオグラフィック」で「コスタリカ 野生の楽園を守る」の記事が掲載されていました。抜粋ですが、以下のサイトからご覧になれますのでよかったらどうぞ。
さて、いよいよバードウオチングの始まりです。
車で30分くらい移動したところで、鳥がいそうな森の中を散策しました。私たちはカメラ、双眼鏡を持ち、鳥の声を頼りに、茂みの中にいる鳥を探します。
すると長い棒を持った子供たちと出会しました。子供たちは木の上にいる何かを見つけたようで、私たちを見て手招きしました。
何かいるようです。長い棒を持っているということは、その「何か」を捕獲するためでしょうか!?
私の胸の奥で、ワクワクとドキドキが交差しました。
子供たちが指さした方に、「何か」がたしかにいます。
猿、、、、、!?
でも、よ~く見ると子供でした。人間の、、、。
ガイドのTさんが子供たちに話を聞くと、私たちがバードウオッチングをしているのを見て、驚かそうと思ったそうです。
いたずらですね。「いい大人を騙して、、、」とは思いませんでした。
最近の子供は大人に気を遣う子が多く、いたずらをする子供を見たことがありません。やっぱり子供はこうでなくては、思いました。
この子たちは私たちに貴重は情報を教えてくれました。それは鳥がいた場所を教えてくれたのです。
その情報を頼りに現場に行くと、聞いたことがある鳴き声が聞こえてきます。
この声は、ボウシインコです。
でも、種類がわかりません。
鳴き声から茂みの中にいることは間違いありません。
するとTさんが、「あそこ!」と指を差しました。
いました。たしかにボウシインコです。断定はできませんが、鳴き声がとり村にいるキーちゃんというキホオボウシインコに似ています。
ご覧ください、木の葉と同色化しているので、見る角度によっては全くわかりません。
実はこの茂みには10羽近くのボウシインコはいたのです。
キーちゃんと同じ種類(たぶん?)の鳥が、故郷であるコスタリカで見られたのは感動的です。
と同時に同じ種類の鳥がペットとして飼われている現状について、考える機会を与えられたような気がしました。
ボウシインコをしっかり堪能した後、さらに散策をしていると突然木の上から何かが落ちてきました。
猿も木から落ちる、という諺がありますが、まさか、、、!?
(つづく)
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コメント ( 2 )
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原産国にいる、野生のボウシインコの写真を初めて見ました!(ドイツにいる野生化した?ボウシインコは、写真で見ましたが)。本当に周りの木々と同化しているのですね!
気のせいかもしれませんが・・・引き締まって見えますね。たくましいというか。野生で生きることは生き物をここまで凛々しくするんでしょう。