(6)突然木の上から何かが落ちてきた!?

いつもありがとうございます。鳥爺です。

2021年2月号「ナショナル ジオグラフィック」で「コスタリカ 野生の楽園を守る」の記事が掲載されていました。抜粋ですが、以下のサイトからご覧になれますのでよかったらどうぞ。

さて、いよいよバードウオチングの始まりです。

車で30分くらい移動したところで、鳥がいそうな森の中を散策しました。私たちはカメラ、双眼鏡を持ち、鳥の声を頼りに、茂みの中にいる鳥を探します。

すると長い棒を持った子供たちと出会しました。子供たちは木の上にいる何かを見つけたようで、私たちを見て手招きしました。

何かいるようです。長い棒を持っているということは、その「何か」を捕獲するためでしょうか!?

私の胸の奥で、ワクワクとドキドキが交差しました。

写真左上に何かが、、、??

子供たちが指さした方に、「何か」がたしかにいます。

猿、、、、、!?

でも、よ~く見ると子供でした。人間の、、、。

ガイドのTさんが子供たちに話を聞くと、私たちがバードウオッチングをしているのを見て、驚かそうと思ったそうです。

いたずらですね。「いい大人を騙して、、、」とは思いませんでした。

最近の子供は大人に気を遣う子が多く、いたずらをする子供を見たことがありません。やっぱり子供はこうでなくては、思いました。

この子たちは私たちに貴重は情報を教えてくれました。それは鳥がいた場所を教えてくれたのです。

その情報を頼りに現場に行くと、聞いたことがある鳴き声が聞こえてきます。

この声は、ボウシインコです。

でも、種類がわかりません。

鳴き声から茂みの中にいることは間違いありません。

するとTさんが、「あそこ!」と指を差しました。

いました。たしかにボウシインコです。断定はできませんが、鳴き声がとり村にいるキーちゃんというキホオボウシインコに似ています。

ご覧ください、木の葉と同色化しているので、見る角度によっては全くわかりません。

実はこの茂みには10羽近くのボウシインコはいたのです。

キーちゃんと同じ種類(たぶん?)の鳥が、故郷であるコスタリカで見られたのは感動的です。

と同時に同じ種類の鳥がペットとして飼われている現状について、考える機会を与えられたような気がしました。

ボウシインコをしっかり堪能した後、さらに散策をしていると突然木の上から何かが落ちてきました。

猿も木から落ちる、という諺がありますが、まさか、、、!?

(つづく)

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コメント

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  1. 原産国にいる、野生のボウシインコの写真を初めて見ました!(ドイツにいる野生化した?ボウシインコは、写真で見ましたが)。本当に周りの木々と同化しているのですね!

  2. 気のせいかもしれませんが・・・引き締まって見えますね。たくましいというか。野生で生きることは生き物をここまで凛々しくするんでしょう。

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