「The Future of ‘Birds-first’ Breeding」ブログ更新しました。
「(終)素晴らしい未来になりますように」です。
いつもありがとうございます。鳥爺です。
海外の名だたる繁殖場でヨウムに限って、見学はもちろんのこと近づくことすらNGでした。
しかし、シッタカス社での繁殖場は、撮影はNGでしたが間近で見学をさせていただきました。
しかも毎日清掃している現場も目の当たりにしました。
各繁殖スペースにはペアの繁殖実績の記録が詳細に記載されています。
この内容を見れば誰もが、繁殖の成績が悪くなるとは思えないでしょう。
またシッタカス社の繁殖場はハード、ソフト共に学べることが多く、この方法を日本の繁殖場に取り入れられたら、どんなに素晴らしいかと思うに至りました。
シッタカス社はスペインですが、世界最大級のインコ、オウムの動物園である「ロロパーク」もスペインです。
今までアメリカがインコ、オウム先進国と思っていました。
もしかしたらもっと素晴らしい繁殖場やバードパークが、世界にはあるのかもしれません。
もし、そのような場所がありましたら是非教えていただけたら幸いです。
可能であれば視察したいと思います。
国内では鳥のために丁寧に愛情を持って繁殖している小規模なブリーダーさんはいらっしゃいます。
しかし中、大規模の繁殖場は、残念としか言いようがありません。
ブリダーさんだけが悪いのではなく、私たち愛鳥家にも責任があることは間違いありません。
現状を変えていくことはとても困難ですが、私ができることは月曜日に連載していました「羽根太の改革」を行なっていきたいと考えています。
まだ企画段階ですが、実はすでに準備を始めています。
今後は不定期となりますが、実行したことを随時ご報告する所存です。
生まれてくる尊い命を守るために、できることは限られています。
しかし机上の空論ではなく、小さくてもブリーディングの改革をすることができれば、未来の希望が見えてくると思います。
43週間続けてきたこのシリーズですが、少しでもお役に立てれれば幸いです。
そして鳥たちにとっても、愛鳥家の皆様にとっても、そしてブリーダーさんにとっても、素晴らしい未来になりますようにこれからも最善を尽くします。
今回でこのシリーズは一旦終了します。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
今日も素敵な一日になりますように(^o^)/
(終)
コメント
コメント ( 1 )
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繁殖についての連載を43週の長期にわたり続けてくださりありがとうございました。数十年前の記憶や鳥爺の決意を懐かしく思い出したりしました。
数十年前と比べ、日本のコンパニオンバード業界は良くなっている部分は大きいと思います。この改革に鳥爺が大きく貢献しているのは確かであり、信念を曲げずに進む鳥爺のバイタリティーには常に刺激を受けています。
次は日本の鳥のブリーディング業界の改革ですね。前途多難だと察しますが、突き進んでくださいね(笑)応援しています。