いつもありがとうございます。鳥爺です。
看護の環境が整ったら、次は食事についてです。
看護では環境作りも重要ですが、食事もとても大事です。
体調が悪いとき(怪我も含めて)、だいたい食欲が落ちます。
食欲が落ちると、以前お伝えしましたが、薬が効かなくなったりして危険な状態になるかもしれません。
そのため快適な環境下で、しっかり食事を食べてもらいましょう。
とは言っても、ケースの中に食器を置いても、体調が悪ければそこまで行って食べようとはしないかもしれません。
できれば床に食事をばら撒きます。撒き餌ですね。
実は鳥は足に当たったものを、ついばむという習性があるそうです。
床に撒き餌をしていると足に当たり可能性が高いので、食べてくれるかもしれません。
またこのときは鳥さんにとって一番好物の食事を与えましょう。
「ダイエット中だから」とか思わず、まずはしっかり食べてもらうことが先決です。
元気になったらまたダイエットすればいいので。
もし食事を食べないと、強制給餌に切り替えなくてはなりません。
強制給餌は直接そのうまで、特殊な器具で食事を入れます。
とても危険が伴いますので、そのときは獣医さんにお願いするしかありません。
そうならないように、自力で食事を食べられるようにしなくてはなりません。
食事を食べてもらうには、24時間明るくすることも必要です。
もし夜寝かせようと思って暗くしたら、食事を食べる機会を失ってしまいます。
鳥は明るくても睡眠はとれます。看護のときは食事を食べさせることが最優先なので、24時間明るくしましょう。
さて、
看護するためのケース内の環境は整えました。
食事も好物を撒き餌にしました。
いつでも食べられるように24時間明るくしました。
これで看護は大丈夫でしょうか?
実は飼い主さんができる看護は、これだけでは充分ではありません。
看護をする中で重要なことがまだあります。
それは飼い主さん自身のことです。
飼い主さん自身が何を気をつけなくてはならないか、は次回お伝えします。
(つづく)
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