いつもありがとうございます。鳥爺です。
コスタリカのランチを堪能した後は、目的地に向かってひたすら車で移動。
凸凹道を高速で走るので、天井やガラスに頭をぶつけます。特に食後は眠くなるので、ついウトウトすると、必ず痛い思いをしました。
約8時間の移動でしたが、凸凹道だと疲れ方が半端じゃないですね。
目的地(地名を失念しました)には夕方に到着。この日はそのまま就寝しました。
宿泊したロッジは鳥を呼ぶために餌付けをしており、たくさんの鳥が来るそうです。
自然の中に鳥を探しに行くというスタイルではありませんが、「来るもの拒まず」で大歓迎です。
早朝から鳥の鳴き声で目覚めました、と言いたいところですが、鳴き声ではなく「コンコンコン」と叩くような連続音が聞こえてきました。
早朝から工事、、、?? と思いきや、連続音の先は直径20cmくらいの木からです。
その木周辺を見ると、裏側からぐるりと回ってくるようにキツツキが現れました。一ヶ所だけを狙って突いてると思ったので意外でした。大きさは九官鳥くらいの大きさです。ホオグロミヤマゲラです。
鳥が見られる場所は大きなバルコニーになっています。キツツキが止まった木まで10mくらいしかありません。こんなに至近距離で見られるのは嬉しいです。
その木のそばにやってきたのが、オオツリスドリという鳥です。大きさは日本のハトよりちょっと大きいくらいです。
この鳥は木の枝先からぶら下がる巣を作ります。車で移動中も巣はあちこちで見ましたが、ここでは巣の住人と出会うことができました。
次に飛んできたのが、ムナフチュウハシです。この種類は以前CAP!埼玉三芳店の中庭にいました。僕たちは当時「アラカリ」と呼んでいました。
餌付けをしているせいか次々と鳥がやってきます。
今度の鳥も大きいです。ニショクキムネオオハシです。コスタリカに到着2日後に、木から獲物を捉捕まえようとして落下してきたオオハシのようです。
以前CAP!埼玉三芳店の中庭にサンショクキムネオオハシがいました。アラカリもそうですが、こうしてお世話した鳥を野生で見ると嬉しいですが、複雑な気持ちになりました。
少し離れたところで「コンコンコン」という音が聞こえてきました。キツツキがいるようです。さっきのキツツキとは違います。
ガイドのTさんが、「チャバネテンニョゲラです。珍しい鳥ですよ」と教えていただきました。大きさは先ほどのホオグロミヤマゲラと同じくらいでしたが、存在感のある鳥でした。
いろいろな鳥が来てくれましたが、一瞬目を疑う鳥が来てくれました。
ボタンインコです。いや、ボタンインコはアフリカ系の鳥なので、中米にいるはずがありません。
距離感がわかってくると、明らかにボタンインコよりも2回りくらい大きいです。アカミミインコというそうです。
世界中にはいろいろな種類のインコがいるのですね。
この施設では餌付けをしている関係で、早朝に朝食を食べにきます。いろいろな鳥が来てくれましたが、印象に残った美しい鳥を紹介します。
ソライロフウキンチョウという鳥です。
私が撮影した写真がイマイチでしたので、その美しさが伝わりにくいかもしれませんが、ほんとうに美しい鳥でした。
さて朝食を食べた鳥たちは夕方までは戻ってきません。私たちもスケジュールの関係で長く滞在できません。昨夜到着し今朝鳥を見ましたので、これからUターンして一番見たい鳥がいるところに出発です。また8時間以上、凸凹道を走るのはしんどいですが、逆にモチベーションが上がってきました。
それもそのはず、いよいよ次はケツアールです。幻の鳥ケツアールを見ることが私にとっては長年の夢でした。その夢があと少しで叶うかもしれないと思うと、凸凹道の8時間走行なんてたいしたことない、と思っていました。
(つづく)
コメント
コメント ( 2 )
トラックバックは利用できません。
アカミミインコ、本当に耳の辺りがピンポイントで赤いのですね!コスタリカには本当に沢山の種類の鳥がいるのですねー。
たしかに。ネーミングをした人はしっかり特徴をつかんでいますね。