
いつもありがとうございます。鳥爺です。
今回のご相談です。
「色々なおもちゃを試していますが、あまり遊んでくれません。どうしたらいいですか?」
楽しく遊んでくれることを期待して購入したおもちゃなのに、まったく遊んでくれないのは、ショックですね。
それどころか怖がったりすると、どうしていいかわからなくなります。
お気持ちお察しします。では、どうしたらいいでしょうか?
インコやオウムがおもちゃで遊んでくれない場合、以下の点を考慮して試してみてください。
おもちゃの種類を見直す
個性の把握
鳥にはそれぞれ好みがあるので、鳥の性格や行動を観察し、好みに合ったおもちゃを選びましょう。
活発な鳥にはフォージングトイや音の出るおもちゃ、控えめな鳥には噛むおもちゃやぶら下がるおもちゃが合うことがあります。
おもちゃのタイプ
- かじり木:ケージや止まり木を噛む癖がある場合は、かじり木タイプのおもちゃがおすすめです。噛みたい欲求をそちらへ向けさせることができます。
- アスレチックタイプ:ブランコやハシゴなどが組み合わさったアスレチックタイプは、動くことが好きな鳥におすすめです。
- テントタイプ:隠れる場所が好きな鳥には、テントタイプが適しています。ただし、発情を促す可能性があるため、注意が必要です。
- 音の出るおもちゃ:鈴やマラカスなど、音が出るおもちゃは鳥の興味を引きやすいですが、鳥用のものを選び、鉛などの有害物質が含まれていないか確認しましょう。
- 手作りおもちゃ:市販品だけでなく、アクリル製のボールや積み木、飼い主が手作りしたおもちゃでも十分楽しめます。
おもちゃへの興味を引く工夫をする
- おやつの利用:フォージングトイにおやつを入れて、遊びながら食べられるようにすると、興味を持つことがあります。
- 遊び方の工夫:おもちゃをただ置いておくのではなく、飼い主が遊び方を教えることで、鳥が興味を持つことがあります。
- 身近なものを使う:ペットボトルのキャップや輪ゴム、紙コップ、鈴など、家庭にあるものを遊び道具として活用することもできます。
安全性の確保
- 素材の確認:鳥がおもちゃを噛んだり舐めたりするため、毒性のない素材を選びましょう。
天然素材のおもちゃは安全ですが、染料や防腐剤に注意が必要です。人工素材の場合は、鉛や亜鉛などの重金属や、有害な化学物質が含まれていないか確認しましょう。 - 形状の確認:鋭利な部分や細い部分があるおもちゃは避けましょう。鳥が怪我をする可能性があります。
- 定期的な点検:おもちゃが壊れていないか定期的に点検し、破損している場合は交換しましょう。
- サイズ:インコやオウムのサイズに合ったおもちゃを選びましょう。小さすぎるおもちゃは誤飲の危険があり、大きすぎるおもちゃは怪我や怖がる原因になることがあります。
これらのポイントを参考にして、鳥の個性に合わせたおもちゃ選びや遊び方を工夫してみてください。
鳥が楽しく遊べる環境を作ることで、飼い主と鳥の絆も深まります。鳥の健康と幸せを願って、楽しい時間を過ごしてください。
コメント
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。